2020/01/20
分譲住宅と注文住宅の違いとは?
今回の記事は、「注文住宅」と「分譲住宅」の違いについて記載していきたいと思います。
当社は自由設計を基板とする注文住宅部門から、注文住宅シリーズを新築分譲する限定モデル棟販売まで
手掛けておりますので、ご参考いただければ幸いです。
そもそも分譲住宅と注文住宅の違いとは?
そもそも分譲住宅と注文住宅とは、根本的に何が違うのでしょうか?
違いには様々なことが挙げられますが、大きく【建物】【土地】【価格】、そして【施工】の違いに分けられます。
建物の違いとはなんでしょうか。それは、
①建物の間取りが決まっているか否か
②建物内部の設備が決まっているか否か
の違いがあります。自由設計では、間取りについても自由に決めることができますが、
分譲住宅では当然、決まった間取りとなります。しかし、実際に自由設計と言っても、
建築をする際には日当りを確保する「日照」や建物を支えるための壁の量である「壁量」、
様々な規定や方位等により、ある程度の間取り配置は決まっているのです。
続いて土地の違いとはなんでしょうか。それは、
①土地の形状が決まっていること(変形地や旗竿地、整形地等)
②立地が決まっていること(その土地の場所、周辺環境等)
の違いがあります。
もちろん、注文住宅の場合であれば土地探しからお手伝いすることも多く、
気に入った土地での建築が可能です。そのため、立地にこだわって建築をご希望される方であれば、
注文住宅の方が望ましいと思います。
一方、分譲住宅の場合には、立地こそ決まっているものの、土地取得に関する費用や時間等が削減できることを考慮すれば、
分譲住宅には多くのメリットもあります。
そして価格の違いです。
注文住宅は「大きさ」「間取り」「設備」に関して、お客様のご要望を最大限に反映した商品を創り上げていきます。
そのため、そのご要望に比例するように価格についても変動が生じます。とは言え、「建物本体」に関する価格については、
決まっているため、想定をはるかに超える価格に変動するということではありません。あくまで、
「●●を追加したい」、「●●に▲▲が欲しくなった!」等の追加により変動していきます。
一方、分譲住宅の場合では、建物の間取り・設備が決まっているため、そのような追加費用が発生することはなく、
規定通りの販売価格で取得することができます。
最後に、「施工」についての違いです。
こちらに関しては、当社の理念の一つである「施工の魅せる化」「施工の見える化」とも関係しておりますが、
注文住宅の場合には、土地探し➡地盤調査➡基礎➡上棟・・・➡完成と、全ての工程を
お客様ご自身の目で確認しながら、全ての施工工程を終えていきます。その安心が担保されているわけです。
一方、分譲住宅の場合には、既に完成していることが多く、施工内容が鮮明でないこと、
すなわち施工に関する安心が担保されていないことが大きな違いとなります。
建物を支える「基礎」や「土台」、建物自体の「構造部分」等は完成してしまえば、
内部がどのようになっているかの確認をするのも容易なことではありません。
当社では、そのような「施工の見える化」については、新築モデル棟販売においても、注文住宅と同様の施工を行い、
地盤調査時~完成までの写真を細部にわたるまで撮影し、お客様へお渡ししております。
注文住宅と分譲住宅、どちらがいいの?
結果としては、上で挙げた違いのどちらを希望しているかによって、
注文住宅と分譲住宅を選んでいただくことが宜しいかと思います。
場所にどうしてもこだわりがあったり、土地を既に所有していたり、希望する建物が決まっている場合には
注文住宅をオススメします。当社では、1000万円台からのお家創りをサポートし、数多くの商品を取りそろえております。
また、自社保有の土地もあるため土地探しの手間や費用も省く事が可能です。
一方、限定モデル棟販売部門では、当社規格の注文住宅商品を限定的に分譲しておりますので、
注文住宅のような建物、唯一無二の建物を分譲商品でお求めの方は是非ともご検討ください。
幸手市・加須市・久喜市・春日部市、さいたま市や幸手市近隣でお住まいをお探し、建築をご希望の方は
お気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしております。