2020/02/07
【T-CUBE】基礎配筋工事の様子をUP!!
今回は、「防湿シート・捨てコンクリート施工」の次の工程、
「配筋工事」の様子をUPします!
・配筋工事施工日:2020年2月3日(月)
・協力会社様:野口工業㈱
ここでは、こんなポイントを確認しています!
<当社が確認する事項☝>
①かぶり厚が確保されているか?➡基礎の立上りのかぶり厚40mm以上/底板のかぶり厚60mm以上
②主筋が切断されていないか?
③鉄筋の傾きはないか?
【では一体、かぶり厚とはなんでしょうか?】
☝かぶり厚とは、鉄筋表面とこれを覆うコンクリートの表面までの最短距離のことを指します。
【その必要性とは?】
☝かぶり厚を確保する理由は、「鉄筋を保護するため」です。鉄筋は鋼(鉄に炭素などを含有させた素材)です。鋼は、雨や空気中に野ざらしにされると、酸化を起こし鉄筋表面に錆が発生します。
鉄筋を包み込むコンクリートはアルカリ性で、酸性とは真逆の性質を持ちます。鉄筋コンクリートはコンクリート中に鉄筋を埋め込んでいるため、酸化の恐れが無く、鉄筋本来の力を発揮できるわけです。
【確認方法は?】
☝確認方法は、実際に現地のそれぞれのかぶり厚をメジャーで計測することで確認します。また、スペーサー(写真①)やサイコロ(写真②)により、かぶり厚が確保されているかを確認します。
【主筋とは?】
主に曲げ応力に抗する鉄筋のこと。 柱の主筋は上下に貫通する太い鉄筋であり、梁においては上部と下部に水平に流れる太い鉄筋のこと。
【なにを確認するの?】
主筋が切断されていないか、配筋同士の定着長さが確保されているかを確認します。(ムズカシイですよね・・・)
基礎部分は、コンクリートを流してしまえば取返しが付かなくなってしまいますので、細かい点までしっかりと確認することが必要となります。
次回は、ベース部分のコンクリート打設の様子をUPします‼