2021/10/24
マイホーム計画を失敗させないためには?-土地決定までのポイント-
皆様、こんにちは!
ハウスアドバイザー兼工務責任者の金内 俊一郎です。
本日は、「楽しいマイホーム計画を失敗させないためには?-土地選びまでのポイント-」と題して、
コラム記事を書いていきたいと思います。
【目次】
(1)一般的な土地決定までの流れ
(2)相談者が客観的に自分のことを思って話を聞いてくれるか
(3)思わぬ落とし穴とは?
(4)ライフスタイル設計の強み
(5)最後に
(1)一般的な土地決定までの流れ
マイホーム計画の上で、一番重要なポイントといっても過言ではない「土地決定」。
皆様はどんな思いで土地を探されていらっしゃいますか?
一般的な土地決定までの流れはおそらく二通り、またはそれ以上あるかもしれません。
ここでは、以下の流れを一般的な流れとして例示させて頂きます。
①指定学区や出身地・利便性等から希望の地域を考え始める。
②スーモやアットホーム等のポータルサイトから土地を探してみる。
③土地と建物、その他諸経費等を考え、理想の返済額やローンの金額を決めてみる。
④ハウスメーカーや工務店に行ってみる。(どんな家なのか知りたい、どれくらいの金額で建築ができるかちょっと知りたい)
⑤ハウスメーカーの担当者から家の性能やお金の話を聞く。
⑥土地探しを相談してみる。
⑥不動産業者やハウスメーカーと土地に関するやり取り開始。(敷地調査報告書のご提案)
⑦ハウスメーカー主導にて資金計画の提案。
⑧土地決定・不動産業者と売買契約
多くの方がご経験される流れは、このような流れかと思います。
私自身もでしたが、考えの始まりは「なんとなく」から始まることが多いかと思います。
もちろん、「絶対にここじゃなきゃイヤ!」という考えのもと始まることもありますが、
それは「メリット」「デメリット」や、「マイホーム計画の全体像」をお伝えすれば、
お考え自体が180度ガラッと変わるお客様もいらっしゃいます。
その時に大切なポイントは、「相談者が客観的に自分のことを思って話を聞いてくれるか」です。
(2)「相談者が客観的に自分のことを思って話を聞いてくれるか」
マイホーム計画の中でも一番重要なポイントといっても過言ではないと冒頭でも申し上げましたが、
土地探しのポイントは、「相談者がどんな相談者であるか」です。
今、ご相談されていらっしゃる土地探しに「腑に落ちない点」があるとしたら、
それは「相談者が主体的」であるからではないでしょうか?
悩みや不明点を相談してみても、何となく自分が聞きたいことと違う返答が来たり、その地域や土地のことを
よく調べる前に、断言されていたりしませんか?
そして、「ご自身がお話したいことが出し切れていない」ことなどはありませんか?
「分からないことが分からない」ということが土地探し、メーカー決定の際には多くあることが自然です。
そのもやもやが解消されないまま話が進んでしまうと、「腑に落ちない」ということになるのです。
相談者が主体的であると、主役であるはずのお客様の悩みや不明点が解消されないままとなります。
よく話を聞いてくれる相談者=客観的な相談者です。
さて、先程述べさせて頂いた、「お考え自体が180度ガラッと変わるお客様」とは
いったいどんなお客様でしょうか?
それは「客観的な相談者との相談で、自分が気付かなかった大切なことに気づいたお客様」です。
分からないことが分からないということが多く発生するマイホーム計画では、
お客様自身の心の奥にある大切なこと(本当の理想や、本当の願い)が、実はたくさん眠っています。
眠っている大切なことは、「自分ではわからないこと」なんです。
ちょっとそれって怖いですよね・・。
でも、そこに「これで良かった」と思える土地探しのポイントがあるのです。
人は「分からなかったことが後で分かったとき」後悔し始めます。
それでは、どうしたらその大切な思いに出会えるのでしょうか?
それは、自分のこと(お客様のこと)を一番に考える客観的な相談者から
自分のことを思ってたくさん質問を受けることです。
人って、何か聞かれるとそこで初めて何かを考え始めたりしませんか?
そして、人に話していると自分の考えが間違った方向にいっていたことに気づいたりしませんか?
大切な仲間に気づかされる「たしかに!」ということが、土地探しの際にもポイントになるのです。
お客様のご相談されている相談者は、話をよく聞いてくれますか?
そして、質問がたくさんありますか?
そして、「たしかに!」がたくさんありますか?
是非、よく話を聞いてくれる相談者=客観的な相談者に
たくさん質問を受けてみてください。
(3)思わぬ落とし穴とは?
(2)では、土地探しの段階での大切なポイントをご説明させて頂きました。
ここからは、その次の段階「契約前での思わぬ落とし穴」について記載していきます。
まず、お客様がご相談されていらっしゃる工務店・メーカーは「不動産業の免許」を持っていらっしゃいますか?
ハウスメーカーから「敷地調査報告書」はもらえますか?
また不動産業の免許を持っていないと一体何が問題なのでしょうか?
不動産業の免許を持っている会社とは、土地や建物の不動産を取り扱うこと(売買・仲介)等の許可を
法的に認められた会社のことを指します。
もちろん、ライフスタイル設計は「不動産業の免許」を保有しております。
その許可を得るには、「宅地建物取引士」という国家資格を保有する者がいなければなりません。
宅地建物取引士は、土地の売買や仲介をする上では必須の免許となります。
例えるならば、車の免許のようなものですね。
その「宅地建物取引士」が土地の調査を行うことで適切な内容が分かるのです。
宅地建物取引士以外のものからの敷地調査報告を受けることは、無免許で車を運転しているようなものです。
土地相談をメーカーにした後には、ハウスメーカーから「敷地調査報告書」ご提案の元、
ご説明があるかと思います。
敷地調査報告書は、その土地がどんな土地なのか、プロの立場から調査した内容を
お客様へご説明する書類となります。
報告書の内容に記載された内容をご確認頂いた上で、土地を決定してもらうことが
「分からないことが分かる瞬間」の一つでもあります。敷地調査無しに土地を契約するなど、
危険極まりないことです。
ここでは、
不動産業の免許を保有するメーカーから、敷地調査報告書の説明を受けることの重要性についてご説明致しました。
では、なぜ「不動産業の免許」を保有している会社から「敷地調査報告書」の提案があることが
大切なのでしょうか?
それは、購入を検討している土地を取り扱っている不動産屋さんとマイホームを建築させて頂く当社との立場の違いを理解するとわかります。
土地を売りたい不動産屋さんは「土地を売ること」が目的であり、「そこにどんな家が建つか」等
興味があるわけもなく、全体の資金計画なども全く関係ありません。
そして、売ってしまえばそれで終わりなのです。(極端な言い方ですが)
私たちは、そこの土地を選んで頂きマイホームを建築させて頂いてから、
オーナー様と一生のお付き合いが始まるのです。
不動産屋さんがお客様に伝える内容は、「客観的な相談者」としてではなく「主観的な立場」として
一方的な内容となることが多いです。それは、先ほど述べた通り、
「売ってしまえばそれで終わり」であるからです。
説明している内容が正確でなかったり、間違えていたり、または買主様の不利な条件が盛り込まれていることなども
実際に起きてしまうのです。それが思わぬ落とし穴なのです。
(4)ライフスタイル設計の強み
(3)では、土地購入時の思わぬ落とし穴についてご説明させて頂きました。
それでは、当社の強みとは何でしょうか。
それは、当社はBinOやオーダー商品の自由設計等のマイホームプランを建築させて頂く「建設業」の免許を保有し、
さらに、不動産売買仲介(土地の売り買い)の許可を受けた「宅建業」の免許を保有していることです。
「建設業」の免許を保有している会社が「建てたい土地の内容」を調査し「ご説明させて頂くこと」。
それが、お客様にとっての最良の選択肢となります。
一生のお付き合いをさせて頂く建物の建築業者が、責任をもって土地の調査をし、マイホームのプランニングをする。
これは当然のことではありますが、そうでない会社様もございます。
一生のマイホームは、マイホームだけでなく、そこの土地の上に建つマイホームのことを指します。
その為、それぞれの免許を保有する有資格者が、建物と土地のことを熟知していなければいけません。
(5)最後に
今回は、マイホーム計画を失敗させないためには?-土地決定までのポイント-として
コラム記事を書かせて頂きました。
・土地ってどこで探せばいいの?
・気になっている土地があるけど、不動産屋さんに連絡していいのかな?
・何から始めたらいいかわからない
そんなお悩みをお抱えのお客様は、どうぞお気軽にご相談ください♪
当社では、
「日々のくらしを大切に、今ある趣味や仲間、そして家族との大切な時間」
をもっと色どり豊かな楽しい時間となるような
マイホームをご提案しております。
住宅ローンに追われるような生活ではなく、
もっとお手頃に、そして身近なマイホーム計画をご計画なさりたい際には、
どうぞお気軽にご相談ください。
20代~30代の若手スタッフを中心として、
身近なハウスアドバイザーがお待ちしております♪
皆さまのご来場をお待ちしております(^^)/