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お知らせ

2023/10/03

「ハザードマップにかかる土地はNG?!」/「こんなところに潜んでる!土地や建物のチェックポイント④」/金内 俊一郎

「ハザードマップにかかる土地はNG?!」/「こんなところに潜んでる!土地や建物のチェックポイント④」/金内 俊一郎 アイチャッチ

皆様、こんばんは。
「酒は飲んでも飲まれるな」いつも二日酔いの時に、こんな言葉が浮かんできます。
一昨日の結婚式。楽しかったから良いのです。祝いの席ですからね。

今日は、さいたま市M様邸の電気配線立ち合い確認でさいたま市に行っておりまして、
数年越しの念願叶って、【中華そば蛍さん】に行くことができました(^^)/
〈特製中華そば〉


なんとも上品ですっきりとした味わいで、私の二日酔いには十分すぎるほどの良薬となりました。
ちなみに餃子も皮が柔らかく、味もしっかりしていて本当においしかったです。
味はもちろん素晴らしいのですが、店主やホールスタッフの接客も、明るく丁寧で気持ち良い対応だったことが印象的です。

やはり長く続くお店には、言葉にできない「理由」があるなと確信しました。
是非、さいたま市方面に行く機会のある方は、行ってみてください♪

さて、本日は「ハザードマップにかかる土地はNG?!」と題しまして、
私の実体験に基づいたお役立ち情報をお届けいたします!


【金内の自宅は完全に沈んでしまう?!】
早速ですが、私の自宅(BinO LOAFER)の建つ加須市北下新井地域は、加須市が発行する
利根川洪水ハザードマップ浸水想定深さ3m~5m程の地域に該当しています!
3mといったら、通常の建物の1階部分は全て浸水するほどの深さとなります。
5mなんてことになりましたら、2階部分も怪しくなってきます・・・。


「いやいや、あんた宅建の資格も持ってて長年建築とか不動産の仕事をしてるのに、何考えてんの?!」
そんな声が聞こえてきそうですね。
私は、そんな方に逆に聞きたいのです。
「河川が氾濫するメカニズム、本当に知っていますか?」

おそらく、ほとんどの方が「ん~よくわからないけど、ハザードマップにはかかってない方がいいに決まってる!」
で片付けられてしまいそうな質問ですが(-_-;)

埼玉県内、東京都内、その他地域で不動産を多く取り扱ってきましたから
ハザードマップの事は当然把握していますが、結論から申し上げて私の住む地域(浸水想定深さ3m~5m)は
私自身、問題があるとは全く考えておりません。
(但し、備えといった意味での知識は必要です)
それは、河川氾濫のメカニズムを知っているためです。

【そもそもなぜ川は氾濫するの?】
川が氾濫する理由には、次の4つのメカニズムが挙げられると言われています。(以下、西日本新聞「決壊仕組みに4パターン目「パイピング」 球磨川の堤防、13日に調査」https://www.nishinippon.co.jpより引用)

①越水

言葉の通り、堤防を越え外側にあふれた水がのり面を下から削り取って崩壊させる「越水」
のり面が低い構造の場合等に起こりやすいと言われています。

②侵食

二つ目は、勢いよく流れる川の水が堤防を河川側から削る「侵食」。
川の勢いが強く、そして湾曲している箇所等に多く見受けられます。

③浸透

三つ目は、川の水が堤防の土の中に染み込み、強度が弱くなってのり面が滑る「浸透」。
河川の幅が狭く、そして堤防自体のつくりが低い場合等に多く見受けられます。
④パイピング

四つ目は堤防下の地盤の弱い部分に、川の水がパイプ状の通り道を作り堤防を沈下させる「パイピング」。
これは、脆弱な堤防面に水がたまり続けることで発生させると考えられています。

【四つのメカニズムの相互作用により氾濫が生じる】

①~④に挙げたメカニズムが、それぞれに作用しあって「氾濫(堤防の決壊)」が起きてしまうのです。

「あなたが住んでいる加須市は利根川のすぐ近くじゃない!危ないんじゃないの?」
そんな声が聞こえてきそうですが、では、①~④が相互的に働き、堤防を決壊される可能性の高い河川には
特徴があるのでしょうか。一緒に見ていきます。

【氾濫が生じやすいところって?】
実は、河川の氾濫はどこでも生じる可能性が高いわけではなく、氾濫が生じやすい場所は
地理的な要因によってある程度把握することが可能です。(以下、国立研究開発法人防災科学技術研究所自然災害情報室、防災基礎講座 自然災害について学ぼう(https://dil.bosai.go.jp/workshop/01kouza_kiso/10kouzui.html)より一部抜粋・引用)

破堤が生じやすい箇所としては、「河道の屈曲部・合流点付近・河幅が狭くなっているところ(狭さく部)・水門の設置個所、
橋・堰の上流・旧河川の締め切り箇所など」が挙げられます。

河が曲がっていると外カーブ側の堤防に流れが突き当たって洗掘が生じ、また、遠心力の作用によって
外カーブ側の水位が高くなります。このためショートカットして河をまっすぐにする工事が広く行われています。洗掘(侵食)を防ぐためには、
堤防のり面をコンクリートで覆う護岸工事が行われます。


(利根川堤防強化工事の様子)


【川の近くに住む方は次のポイントは押さえましょう!】
(以下、国土交通省国土地理院「洪水はなぜ起こる?」(https://www.gsi.go.jp/CHIRIKYOUIKU/bousaichirikyouiku_content2_8.html)より一部抜粋・引用)
①流域面積
⇒その川がどの程度の面積をカバーするのかを計る面積
〈Point〉〈流域面積ランキング〉
①利根川 約16,840㎢
②石狩川 約14,330㎢
③信濃川 約11,900㎢

流域面積が大きければ大きいほど、リスクが高いのでは?と思われるかもしれませんが、
当然、そんなに単純なものではありません。

②川の深さ・幅・流量
⇒川にはそれぞれ深さも幅も、そして流れる量も違う等の特徴があります。
当然、川が浅く、そして幅が狭ければ氾濫するリスクは高いと言えます。
但し、川が深く、そして幅が広い場合には、水の流れる量も増加しますので、氾濫した場合のリスクは大きくなります。


③川の傾きと水位の上昇との関係
⇒川の流れる速さと水位の上がり方は、川の傾きによってもかなり変わります。
傾きが急で短い川ほど、上昇スピードが速い特徴があります。山間部から流れ出た先の、
街中の川で氾濫が多いのは、川の傾きによるものと言うことができるかもしれません。




【ポイントのおさらい】
川の近くにお住まいになる場合には、①流域面積②幅と深さ③傾きを必ずチェックすることが必要です!
・流域面積が大きい河川 ⇒ 多くの雨を集める
・川の傾きが急 ⇒ 早く水位が上昇する
・川の幅が狭く浅い川 ⇒ 氾濫するスピードが早い

【水位上昇の実例】

⇒このデータを見ると、都賀川は約10分程度で推移が急激に上昇していることがわかります。
⇒流域面積の大きい利根川は幅、深さは非常に大きいため、上昇スピードもスローペースであることが分かります。

【まとめ】
①川によって雨水を集める流域が異なる。
②川は流域面積、傾き、川幅等によって特徴づけられる
③川の特徴により水位の上昇スピードが異なる
⇒これらの要素と、地理的要因の重なりにより、氾濫メカニズム①~④の相互作用が生じ
氾濫が起こると考えられます。

【加須市には流域面積日本一位の河川がすぐ近くにあるけど、大丈夫?!】
結論、私は問題なしと考え加須市にて土地を購入しました!
その理由は、次の通りです。(あくまで金内の個人的見解によりますのでご参考としてお読みください)

①流域面積は日本一位だが、加須市近辺の利根川の形状から推測するに氾濫の可能性は低い
②首都圏氾濫区域堤防強化対策によるスーパー堤防工事が着実に行われている
(以下、国土交通省関東地方整備局 利根川上流河川事務所(https://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/tonejo00147.html)より引用)



★上記の対策を見ても、氾濫メカニズムの要因をしっかりと抑えるよう工事が進んでいます。

③万一の場合にも、火災保険特約に水災保険を付保している事で保証される。

★火災保険契約の際に、水災保険もつけておりますので保証的には十分賄えます。

【結論】
はっきり申し上げて、今の日本(世界的にも)ではどこにどんな天災地変が起きるか、そしてテロや犯罪、
事故が起こるかなんてわかりません。

また、私たちは新型コロナの発生によって「見えない恐怖や不安」を、漠然と感じることとなりました。

そして、スマートフォン革命やSNSの発達により、私たちは常に「溢れる情報」と向き合う事となりました。
さらに情報発信を誰でも気軽に行えるようになった事で、巷には「誤った情報」が発信されてしまう事もあります。

そんな「誰もがなんとなく自分自身で選択をすること」に不安を覚える時代になってしまったからこそ、
溢れる情報の中から、自分自身で「正しい」と思える選択をし続ける事が重要であると思います。
ただ、不安の中にいるだけでは何の判断もすることができなくなってしまいます。

私は不動産のプロですが、上記に挙げた①~③によりハザードマップの氾濫想定区域である加須市は、
安全な街であると考えています。それは、自分自身で自分なりに「正しいと思える情報」を選択し、
自分自身で判断した事によります。
私の探した「正しいと思える情報」は、SNS等に出回るアフェリエイト系の営利目的の投稿や、素人の方の情報ではなく、
全て正確なデータに基づいたものから入手するようにしています。

【家づくりを始める皆さまへ】
先程も記載させていただきましたが、今、皆さまを取り巻く環境は「判断がしにくい」環境であると思います。
それは、あまりにも情報が多すぎる為であり、判断基準を作りにくくなってしまうためです。

私たちは、新築住宅の建築・リフォーム・そして、土地や戸建て住宅の売買に至るまで
専門的な知識をもとに、お客様が最良の判断をされる為の、良き相談者としておりますので、
どうぞお気軽にご相談ください。

必ず、私たちが皆さまの「最良のご判断」を引き出す事をお約束いたします!
次回は、「思いがけない出費!?土地を購入する際のコストや注意点」と題して、
土地購入時にフォーカスしてお届けします♪

【自己紹介】


●株式会社テクノホーム/BinOさいたま 取締役 金内 俊一郎
・趣味:旅行、犬とお出かけ、読書
・出身:埼玉県幸手市出身
・経歴:埼玉県幸手市にて生を受ける。幼少期は見た目によらず、母から離れられず引っ込み思案な性格(長男)。進学校である越ヶ谷高校に入学も挫折。その後、都内の大学にて法律を学ぶ。
大学卒業後は、業界最大手の不動産仲介業者に新卒入社。周囲のサポートにより新人賞受賞。その後、入社2年目にして取扱高12億円を超える。
同期全国No.1の営業成績を上げ、当時最短での役職拝命もスキルアップを目指し退社。
その後は、大手HMや建売住宅販売会社での勤務を経て、株式会社テクノホーム/BinOさいたまにて取締役を拝命。ハウスアドバイザー、不動産取扱責任者、現場責任者として日々奔走している。
「全ての生き物の尊い命を大切に」「実直、誠実」を人生訓にしている。将来は、ペットファーストのドッグラン・ドッグカフェの経営を企んでいる模様。

テクノホーム/BinOさいたまは、埼玉県加須市・幸手市・久喜市・さいたま市・越谷市で新築住宅・リフォーム・リノベーションをご提案する工務店です。また、加須市・越谷市・さいたま市では、こだわりの自社保有分譲地(Hamilton City)をご提供させていただいておりますので、土地探しからのお客様も安心してご相談ください。私たちは、BinOの楽しい家づくりのもと、テクノホームでは他とは違う、ちょっとおしゃれでかっこいい家づくりを安心して建ててほしいという想いで、お客様に寄り添い続けたご提案をしています。工務店とお客様という垣根を越えて、デザインにもグッと、スタッフにほっとしてもらえる家づくりを目指しています。はじめての家づくりでも土地探しからしっかりとサポートいたします。ハウスメーカーにはないアットホームで楽しい家づくりをしたい方は、埼玉県加須市・幸手市・久喜市・さいたま市・越谷市のテクノホーム/BinOさいたまへご相談ください!

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 定休日/毎週水曜(第2、第4火曜日)

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