2024/04/22
施工不良のはなし。
こんにちは!加須市、さいたま市、越谷市、幸手市を中心に無垢の暮らしを楽しむBinOの家づくりや、
自由設計、新築住宅の販売、リフォーム工事をしている、テクノホーム/BinOさいたまの金内 俊一郎です!
今日は、さいたま市のお客様のお家にメーカーメンテナンス(メーカー商品のメンテナンス)のお立合い、
川島町H様邸の完了検査に行っておりました(^^)/
『施工不良の話』
さいたま市のOB様とお話しているときに話題に上がったのが、「ご近所のお家の施工不良」に関すること。
あまり具体的には記載できませんが、私からしたらあり得ない、建て替えレベルの施工不良に関することでした。
そのお家の建築工程も私は見ていましたが、私たちの現場に個人情報であるはずの図面が飛んできたり、
そこのお宅の職人が私たちの現場の仮設トイレを勝手に使ったりしていました。
あまりにも目に余るので、会社さんに連絡をしたことも一度ありました。
しかも、おそらく誰もが知っているような大きな規模の会社さんの建築現場です。
帰り際に現場をのぞいてみたら、ごまかしが効かないレベルの状態になっていて、一体どうするつもりなのかと思いました。
そんな施工不良のお話を聞いたり見たりすると、希望や期待を胸にマイホームをご建築されたであろうお客様が
気の毒でなりませんでした。当然、私たちから何かしてあげられることはないのですが、
「これが他所の実態か」とも思いました。(当然、ほとんどがしっかりしているとは思いますが)
『自分たちの利益ばかり考える会社=クソ』
私は、何故大手や零細を問わずいまだに欠陥住宅が後を絶たないのか疑問です。
しかも、常識的な考えをもっていれば通常、防げるようなものばかりがSNS等では話題になっていて
私もたまに目に入るのですが。
原因としては「会社の体質」「施工棟数が多すぎて監理しきれない」「職人不足によるもの」等があるのでしょうが、
第一にその会社が「自分たちの利益ばかり」を考えている会社であることが要因なのだと思います。
簡単に言うと、「お客様には高いお金を払って頂くけど、下請けの人たちには分配しないよ!だって、
これは自分たちの利益だもん!なんか文句ある?」
「お金は希望通りには払えないけど、工事はキレイにやれよ!工期も守れよな!」ということです。
会社の都合だけ押し付けて、ろくに手間代は払わない。
そんな会社が本当に多いのですが、そんな考えでまともな工事ができるとは、僕は思いません。
ほんと、クソです。
当然、会社はお客様より適切な代金を頂かなければ、その会社は存続することができなくなります。
そうなりますと、ご建築を頂いたお客様方をサポートすることもできなくなってしまいます。
即ち、会社が適切な利益を頂戴する理由は、「お客様の為」であるわけで、決して私腹を肥やす為ではないのです。
『会社はお客様の為のもの』
そうなりますと、会社の存在意義は「社会の役に立つ活動をすること=お客様のニーズに応えること」ですよね。
テクノホームで家づくりをご依頼頂くお客様の大半のお客様が、
「テクノホームを選んだのは、分からないけどちゃんとしてそうだから」という理由でご依頼を頂いています。
即ち、「自分たちの理想とする家を、ちゃんと建ててくれそう」「対応や品質が優れていそう」ということかと思います。
そして私たちは、その期待にしっかりとお応えする義務があります。
それには、まずは私たちがしっかりとした理念を持つことが重要であり、その理念に共感して頂いた
質の高い職人様方と協働することが必要です。
質の高い職人様と共に働くには、大切なお客様から頂いた代金を、施工して頂く誇り高き職人様方に
適切な形でお支払いすることが必要なのです。
職人様方が気持ちよく仕事ができる状態を作ることで、現場の質が向上し、そしてお客様へ高品質の住宅をお届けできるのです。
これが、好循環を生み、お客様の幸福へとつながるのです。
『衰退の始まり』
テクノホームは私の父である金内 利之が創業した会社であり、私は将来的にこの会社を引き継ぐ予定でありますが、今、私は会社の代表者ではありません。
そもそもが、「人の会社」であるわけですから、この会社は「世のための会社」であると心から思っています。
私は成長する会社の動向を見るのも、衰退する会社の動向を追うのも習慣としてあるのですが、
特に衰退(倒産)する会社の傾向として、「無理な事業規模の拡大」があるのではないかと思っています。
そもそもが世のために存在する会社なのであれば、世の中から求められれば会社は自然と規模が拡大するはずです。
しかし、代表者の「見栄」や「プライド」、「実態とかけ離れた事業計画」等を起因とするものは、世の中のニーズ以上に
実体を大きく見せようとする必要が出てきます。
例えば売上が上がらなければ、薄利で低価格住宅路線に移行したり、利益度返しで工事を行ったりし始めます。
当然、薄利な訳ですから職人にも適切な支払いは困難になります。更に、会社は金策に走るようになり、
経営者のマインドもマイナスマインドの発信となり、詐欺まがいの会社が出てきたりします。
(私の近所に、お客様からつなぎ資金を大量に頂いて、地鎮祭の翌日に計画倒産した建築会社がありました)
こうして、負の連鎖に陥った会社は衰退の一途をたどる可能性が高くなる傾向があると私は思っています。
(倒産する会社の大半が無理な拡大をした過程をたどっているのは、間違いがないと思います)
ですから、私は「世に求められれば会社は存続もするし、拡大もする。一方、世に求められなくなれば衰退もする。」
このように思っています。それが、「世のための会社」の本来ある姿だと思います。
『普遍的なニーズに応え続ける会社』
私は、この先の日本がどのような国になったとしても、大切なお客様が求める『普遍的なニーズ』に応え続けることを
第一のミッションとして達成し続けたいと心から思っています。
「利益のみを追求し、拡大拡大」ではなく、「一棟一棟、自分たちの目でしっかり監理できる棟数を
着実に完成させていく」ことが当社の求められた使命です。
私が考える普遍的なニーズとは、「嘘や偽りのない、誠実で実直なアドバイザー」による「安心・安全な家づくりを、着実に実行する」事です。
このニーズが世の中から求められなくなれば、それは当社の存在意義は消滅したことを意味しますが、
このニーズを求めてくださるお客様がいらっしゃる限り、当社はご依頼を頂いたお客様に、最大限のサービスを全力で提供し続けます。
その逆で、「とにかく楽しく家づくりができればいい!」「とにかくおしゃれさだけを求めたい!」そのようなお客様は、
当社ではない会社様でご相談された方が良いのかなと思います。
私が求めるのは、
「こんなに親切で丁寧な会社はない」
「本当にテクノホームに頼んでよかった」
「こんなに安心して家づくりができて、本当に良かった」
「テクノホームだから、安心して任せられた」
「きっと、日本で一番安心して家づくりが任せられる会社だ!」
こんな
風に、テクノホームで建築して頂いたお客様皆さまに感じて頂く事です。
綺麗ごとではなく、本当にそのように思っています。
・・・。
そんな私の独り言でありました。(最後までお読みいただきありがとうございます)
どうぞ、BinOや新築注文住宅、リフォーム工事を「安心して任せたい」とお考えのお客様は、
株式会社テクノホーム/BinOさいたまへご相談ください!