コラム

新築の一戸建てで最近人気の「リビング階段（リビングイン階段）」の間取り。

リビング階段は、廊下やホールではなくリビングから直接2階へ行く動線ができるので、スペースの節約になり効率的な間取りが作れます。

今回は、延べ床面積27〜35坪程度で、リビング階段を取り入れた開放感いっぱいのおしゃれな間取り実例をたくさんご紹介します。リビング階段を取り入れた一戸建てを検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね♪

 

リビング階段とは

リビング階段とは、その名の通りリビングの中に階段を入れる間取りのことです。リビングイン階段とも言います。

これまで、住宅の2階への階段は、玄関ホールや廊下に作られることが多かったのですが、最近はこのリビングイン階段の間取りがとても人気があります。

そんな人気のリビング階段の間取りの魅力やメリットを、分かりやすくまとめて解説します。

 

 

リビング階段の間取りの魅力・メリット

動線が短く効率的な間取りになる

リビング階段は、リビングに階段を作るので廊下を省略しやすい間取りです。

廊下やホールの面積が少なくなることで、玄関からリビング、そしてリビングから2階への移動距離が短くなり、効率的な動線を作れます。

 

リビングが明るくなる

リビング階段を取り入れると、2階からの光を、階段を通じてリビングに直接入れられるため、リビング階段が吹き抜けのような役割を果たしてくれます。

 

居住スペースを増やせる

リビングに階段を配置することで、玄関ホールや廊下を少なくできるため、その分居住スペースを広くしたり、収納スペースを増やしたりできるというメリットもあります。

最近は、延べ床面積25〜30坪前後のコンパクトな家で、リビング階段と玄関からリビングに直接入る間取りを併用して、スペースを増やした間取りパターンも多く見られるようになってきました。

 

家族とコミュニケーションが取りやすい

リビング階段は、2階へ行くために必ずリビングを通る動線になるので、家族が帰ってきたらリビングにいる家族と顔を合わせることになります。

お子さんが帰ってきてもすぐに子ども部屋に行ってしまって様子が分からなくて心配、という方も、リビング階段なら家族の気配を感じやすく、コミュニケーションを取りやすくなります。

 

吹き抜け・スキップフロアと組み合わせて開放感を演出

リビング階段は、吹き抜けやスキップフロアと組み合わせると、階段を中心に1階から2階までが一体となったような高天井の大空間を作れます。

吹き抜けリビングをより開放感のある空間にしたい場合におすすめですよ。

 

 

【27～36坪】リビング階段のある新築間取り実例

【約27坪・西玄関・2～3LDK】リビング階段を中心とした回遊動線が便利なコンパクトハウス

LDKのうち玄関のあるキッチン側に階段を配置した間取り事例です。

リビングは南側にあるのでとても明るくなっているほか、北側になるキッチンにはリビング階段からの光が差し込みます。

リビング階段を中心として、玄関、キッチン、リビング、水回りを回遊できる動線で、食品をまとめ買いした時もすぐにキッチンへ行けるのでとても楽ですよ。

＜間取り図＞

こちらのプランは、2階建て26.8坪で3LDKまで対応できる西玄関の間取り図事例です。

プランの詳細は関連ページからチェックしてみてくださいね。

 

【約30坪・南玄関・4～5LDK】リビング階段×スキップフロアでスペースを生み出す

リビング階段とスキップフロアを組み合わせた、2階建ての間取り実例です。

畳スペースのある1階から、リビング階段を上がると2階に、階段を下がると半地下（0.5階）のセカンドリビングにつながっています。

リビング階段を中心に各部屋がつながり、全体が１つの大空間のような解放感がありますね。

＜間取り図＞

 

 

こちらのプランは、2階建て29.6坪で5LDKまで対応できる南玄関の間取り事例です。リビング階段とスキップフロアを組み合わせることで、30坪以下でもお部屋をたくさん確保できます。

リビング階段とつながる部屋は完全な個室ではなくオープンな空間なので、セカンドリビングやワークスペース、お子さまやペットのプレイスペースなど多用途に活用できますよ♪

こちらの事例の詳しいプランは関連ページからチェックしてみてくださいね。

 

【31.6坪・北玄関・3～4LDK】吹き抜けの大空間と効率的な間取りの家

ダイニング上の吹き抜けが解放感いっぱいのLDK。リビング階段・スキップフロアと組み合わせて、家じゅうが一体となったような大空間を実現しました。

リビングへは玄関から直接入れる間取りで、階段も近いので移動距離が短く効率的な間取りになっています。

リビングはステップダウンフロアによって落ち着きのある空間に。スキップフロアによって壁で仕切らなくても自然に空間を区切れています。

 

＜間取り図＞

 

こちらの事例の詳しいプランは関連ページからチェックしてみてくださいね。

 

 

【36坪・南玄関・4～5LDK】1.5階のリビングが家じゅうをつなぐ間取り

スキップフロアで2階建てに4階層をつくり、1.5階のリビングを中心に、階段でそれぞれの部屋がつながる間取り事例です。

リビングの外はウッドバルコニーにつながっています。窓を開ければアウトドアリビングに早変わり！外まで広がった大きなリビングとして使えます。

2階からは1.5階のリビングの様子が見えます。別の場所にいる家族同士がコミュニケーションしやすいのも、リビング階段＆スキップフロアのメリットですね。

 

＜間取り図＞

こちらの事例の詳しいプランは関連ページからチェックしてみてくださいね。

 

【32坪・東玄関・4～5LDK】リビングとダイニングキッチンがスキップフロアでつながる家

リビングを1.5階、ダイニングキッチンを2階に配置し、リビング階段でつないだ間取り事例です。

ダイニングキッチンの上部は勾配天井の吹き抜けになっていて、下層のリビングまで光がたくさん入るようになっています。

 

＜間取り図＞

延べ床面積32坪、東玄関の間取りプラン事例です。1.5階をリビングとし、2階をDKにすることで見晴らしの良い開放的なLDKを実現。DKから近いスカイバルコニーで気軽にパーティができるのも魅力です。

こちらの事例の詳しいプランは関連ページからチェックしてみてくださいね。

 

 

まとめ

今回は、効率的で解放感いっぱいのリビング階段を取り入れた間取りの魅力と実例をご紹介しました。

リビング階段は、廊下を少なくして居住スペースや収納を増やせたり、リビングを中心として玄関・水回り・個室への移動が楽になったりなど、メリットがたくさんあります。

リビング階段を家の中心に配置すると、家全体が一体となった大空間を作れるので、限られた面積でも広々と感じる家をつくれますよ♪

 

 

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