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コラム

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家づくり

2022/07/24

木目の軒天がおしゃれな住宅実例|魅力とデメリットや注意点を施工例をまじえてご紹介

住宅の外観で意外とポイントとなるのが「軒天」のデザインです。

最近は軒天を木目にする住宅も多く、その人気も高くなっています。

そこで今回の記事では、埼玉の工務店テクノホームが手がけた施工例をまじえながら、木目の軒天の魅力をお伝えしたいと思います!

デメリットや選ぶときに意識したい注意点もあわせてご紹介するので、木目の軒天に興味のある方、軒天にこだわりたい方、おしゃれなマイホームにしたい方はぜひご参考下さいね。

 

 

軒天とは?

木目の軒天の実例

まず「軒」とは、外壁や玄関などから外側に出ている屋根部分」のことをいいます。

そして「軒天」とは、そのような軒の「天井部分(裏側)」を指します。

軒以外にも、玄関ポーチの庇部分やバルコニーの下部分、インナーバルコニーの天井部分なども軒天と呼んだりします。

最近では軒や庇がない家も多いため軒天のない住宅も多くありますが、軒や庇は見た目だけでなく外壁を守るという観点でも大事な役目を果たしています。

 

軒天の役割

 

軒天の役割は、主に次の3つが挙げられます。

  1. 外見の美しさを高める
  2. 屋根の構造材を守る
  3. 火災時の延焼を防ぐ

それぞれをもう少し具体的にひとつづつ見てみましょう。

 

外見の美しさを高める

軒天の役割のひとつに、外見の美しさを高めるという点が挙げられます。

屋根(軒)の裏側は、そのままだと「野地板」や「垂木」と呼ばれる屋根の構造材が丸見えになり、場合によっては見栄えがあまりよくありません。

もちろんわざと見せる手法もありますが、一般的には「軒天」によって隠すことで、外観のきれいに保つケースが多くなっています。

 

屋根の構造材を守る

先述したような屋根(軒)を構成する部材が丸見えになっていると、見た目があまり良くないだけでなく、風雨にさらされて構造材が傷んでしまいます。

そこで軒天を貼ることで部材を風雨から守り、屋根や軒自体の劣化を防ぐという役割も担っています。

 

火災時の延焼を防ぐ

軒天の役割で重要なのが、万が一火災が起きた際に延焼を防ぐという点です。

もしも火災が起きたときに「軒」がない場合、火が住宅全体に短時間で回ってしまいます。

軒があり、そして防火加工された軒天があることで、火災の際の延焼を防ぐ役割を果たしています。

 

 

木目の軒天の魅力

では木目の軒天がなぜ魅力的なのでしょうか。

役割以外に木目ならではの軒天の魅力として、次の点が考えられます。

  1. おしゃれ度が高くなる
  2. 上品さが増す
  3. 軒下の空間とのつながりがうまれる
  4. 天然木ならではの風合いを楽しめる(天然木の場合)

木目の軒天の一番の魅力は、なんといっても外観のおしゃれ度がぐっとアップする点です。

普段何気なく見ている住宅ですが、実は軒天部分は私たちの視覚に意外と入ってきています。

外壁のアクセントや木目のバルコニー、木目の格子など住宅の外観でポイントとして用いられる部分は様々ありますが、「軒(屋根)の天井部分」というさりげない箇所に木目が用いられることで、どことなく上品さを持ち合わせながら、住宅をぐっとおしゃれにしてくれます。

また、軒天以外の軒下や外壁にも木目が用いられていれば、空間としてつながりがうまれ住宅全体の統一感を出すことができます。

ケイカル板などの不燃材を用いた木目の軒天でも美しいですが、天然木を用いた軒天であれば自然の風合いを楽しむことができ、よりおしゃれな住宅になりますね。

いずれにしても木目の軒天には、住宅の雰囲気を一気に変えてくれるほどの魅力があるのです。

 

軒天や外壁の木目が美しいおしゃれな建物のプランは、こちらからも詳しくチェックできます。

<関連ページ> LINE UP|平屋|COVACO

 

軒天を木目にもデメリットや注意点はあるの?

 

木目の軒天にする場合は、次のようなデメリットや注意点があります。

  1. 天然木の場合はメンテナンスが必要
  2. 地域によっては無垢材が使用できない場合がある
  3. カラーの選び方にポイントがある
  4. 費用がプラスになることも

それぞれをもう少し詳しくみてみましょう。

 

天然木の場合はメンテナンスが必要

軒天は繰り返しになりますが軒の裏側にあたるため、一般的な外壁や屋根などよりは経年劣化のスピードは緩やかです。

ですが軒天が天然木の場合、不燃材の軒天と比較した場合に経年劣化がやや早くなっています。

個々の差はありますが、美しさや強度を保つために行うメンテナンスの頻度が不燃材の軒天より高くなる点は、デメリットと言えるかもしれません。

 

地域によっては天然木(無垢材)が使用できない場合がある

無垢材とは、防火などの加工が施されていない天然木のことを言います。

防火の面で規制のある「準防火地域」など建築基準法によって定めのある地域では、外壁や窓などの外装を防火構造とすることが求められます。

このような地域では軒天を無垢材として使用できないケースもあるので注意が必要です。

 

カラーの選び方にポイントがある

軒天の色は、実物の見本を見て決めたとしても、実際設置してから見たときの方がやや暗めに見えます。

これは設置場所が軒の裏であるためです。

明るめにしたい場合は、見本よりもひとつ明るめのカラーを選ぶとイメージに合いやすいでしょう。

また、落ち着いた雰囲気を出すために暗めに仕上げたいとケースもあると思いますが、カラーが暗めな軒天は砂ぼこりなどの白い汚れが明るいカラーよりも目立ちやすいという特徴があります。

気になる場合は、気付いた時にこまめに掃除をする習慣にしておくとよいでしょう。

 

費用がプラスになることも

木目の軒天はオプションである場合が多く、費用がプラスとなるケースが多いです。

標準装備の範囲内か範囲外かは、事前に確認しておくとよいでしょう。

 

木目の軒天を取り入れたおしゃれな事例

木目の軒天

ベランダのの木目の軒天

抑えたカラーでまとめた軒天、柱、ウッドデッキ、手摺が控えめなポイントとなり、ブラックを基調とした外壁に浮くことなくとてもマッチしています。

落ち着いた色味で統一しているからこそ植栽のグリーンがとてもよく映え、外観のおしゃれさを引き立たせてくれていますね。

ナチュラルでありながら、シックで落ち着いた雰囲気の住宅となっています。

こちらの事例の詳しい内容やプランは、関連ページからもチェックできるのでぜひご覧くださいね。

<関連ページ> LINE UP|スキップフロア|CAMP

 

 

明るめの木目の軒天

 

 

 

 

木目の軒天の事例

こちらの事例では明るめの木目の軒天が、ホワイトとブラックを基調とした住宅にさわやかさをプラスして、ぐっとおしゃれでオリジナリティのある住宅になっています。

ナチュラルな風合いの木目ならではの若々しさがあり、どことなく上品さも感じられる洗練された外観となりました。

こちらの事例の詳しい内容は、関連ページの作品集からもチェックできます。

 

 

こちらの事例では薄グレーの外壁と柱、軒天の木目のカラーを統一してつながりを持たせることで、ハンモックやテーブルセットなどの屋外ファニチャーが引き立ち、おしゃれ度をアップさせています。

芝生のグリーンとのソフトなコントラストが優しい雰囲気を作り出し、モノトーン系の木目でありながら温かみのあふれる外観となっていますね。

こちらの事例の詳しい内容は、関連ページの作品集からもチェックできます。

 

 

木目の軒天の事例

 

木目の軒天事例

こちらはブラックの外壁に明るめの木目を軒天・柱・ポイント外壁として取り入れた住宅です。

木目を明るめのカラーにすることで、ブラックの外壁であることを忘れるかのような明るく温かみのある外観に仕上がっています。

カラーだけでなく外壁の素材感の違いもうまく組み合わせられており、クールさと温かさを兼ね備えた住宅となっています。

もちろん、お庭の芝生や植栽との相性も抜群ですよ。

こちらの事例の詳しい内容やプランは、関連ページからもチェックできるのでぜひご覧くださいね。

 

もっとたくさん実際の施工例を見たい!という方は、こちらもご覧くださいね。

<関連ページ> Techno Home|Gallery|作品集

 

 

まとめ

木目の軒天は、ポイントで取り入れることによって住宅の印象を大きく変えることができます。

ポイント外壁等として用いた木目と合わせて取り入れるとより個性的になり、カラーの対比だけでなく、ガルバリウム合板などの異素材とのコントラストも考えて組み合わせるとよりおしゃれになります。

全体の外壁と同じ木目にすれば統一感がうまれ、外構で変化をつけたり、屋外アファニチャーで気分によって雰囲気を変えることも可能です。

木目の軒天は取り入れる際に注意点もありますが、それ以上の魅力を感じることができるでしょう。

軒天に興味を持たれている方、おしゃれなマイホームを目指している方、木の雰囲気が好きな方はぜひ、ご参考下さいね。

 

 

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