家づくり
2022/06/05
犬と暮らす家のおすすめ間取りアイデア|ワンちゃんが住みやすい工夫いっぱいの家実例
ペットを飼っている方にとって、家づくりは「ペットも人間も快適に、健康に暮らせる家」が大きなポイントになります。
今回は、犬と暮らす家の間取りアイデアをご紹介します。ワンちゃんの習性や、個性に合わせた間取りや設備を選ぶことで、運動不足やストレスを防ぎ、ワンちゃんの健康にも良い家になりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
犬と暮らす家の考え方
・ワンちゃんの好きなこと、苦手なことを知る
ワンちゃんと暮らす家を建てるなら、ワンちゃんが住みやすい環境を整えてあげたいですよね。犬の習性や好きなこと、苦手なことをしっかり把握して、間取りや設備選びに生かしてみましょう。
好きなこと:お散歩
身体を動かせるだけでなく、外の世界で人間や他の犬とも出会えるなど、五感を刺激するため、ワンちゃんは散歩が大好きです。
また、楽しみのためだけでなく、運動不足やストレス解消にもとても大切です。
ワンちゃんは、小型犬・大型犬などの体格や、犬種によって必要な運動量が違います。そのため、お散歩以外におうちでも運動できるように庭やドッグランを設けたり、室内でワンちゃんが動き回れる空間を多くしてあげるのも良いでしょう。
好きなもの:落ち着ける居場所
屋外で犬を飼う場合は、雨風をしのげて眠ったり休んだりできる犬小屋を用意しますよね。
室内で飼う場合も、犬用のテントやハウスを用意してあげましょう。室内でも、常に人間と一緒の空間にいることがストレスにつながることもあります。
また、地震や雷、来客など、犬が「怖い」と感じた時に安心できる「隠れ家」があれば犬も安心できます。
苦手なこと:お留守番
もともと群れで生活する狼が祖先の犬は、家族と離ればなれになると不安になりやすいです。
玄関近くにお留守番時の定位置を作ってあげる、普段から犬と適度な距離感を保った状態に慣れさせる、などの方法が有効です。
苦手なこと:暑さ
犬はもともと、人間よりも暑さに弱い動物です。人間のように全身で汗をかいて身体を冷やせないため、主にパンティング(動物が体温調節のために行う、あえぐような呼吸)で体温を調節します。熱中症にも人間よりかかりやすいため、暑さ対策は欠かせません。
住宅を高気密高断熱仕様にして夏場に暑さで不快な場所ができないようにすると、人間もワンちゃんもどちらも快適に過ごせる家になります。また、アルミマットや大理石マットなど冷たさを感じるグッズを設置しておくなどの工夫も有効です。
犬と暮らす家の間取りアイデア
次に、犬と暮らす家におすすめの具体的な間取りアイデアをご紹介します。
玄関土間収納・シューズクローク
犬と暮らす家に特におすすめなのが、玄関土間スペースを広くとった間取りです。土間空間は土や水などに強いため、ペットキャリー、ペットカート、お散歩用のリード、マナー袋などの収納場所にも最適です。
シューズクロークのように、あらかじめ棚板を設置したスペースがあるとさらに便利です。
また、ペットシンク(ドッグバス)を玄関土間に設置すれば、外から帰ってきたワンちゃんの脚をすぐに洗ってあげられます。
土間はひんやりと気持ちよく、玄関ドアのそばなのでお留守番もしやすい場所。ゆとりのある空間にしてあげれば、安心してお留守番できます。
土間リビング
土間リビングは、庭やウッドデッキからの延長で、室内に屋外的な空間を作れる間取りです。土間仕上げの床は、土や泥汚れを落としやすく、ワンちゃんや猫ちゃんのお世話をしやすいのがメリットです。滑りにくい素材なので安全で、ワンちゃんを安心して遊ばせられます。
ワンちゃん専用スペース
家の中で落ち着ける、ワンちゃんの隠れ家的スペースを作るのもおすすめです。
階段下のスペースや中二階(スキップフロア)などを活用して、他の家族の気配を感じながらも適度に距離を取れる場所に作ってあげましょう。
ドッグラン
庭で自由に走り回れるドッグランは、ワンちゃんの運動やストレス解消に最適。自宅の庭にドッグランを作る際は、地面に天然芝や人工芝、ウッドチップなどを使います。また、脱走してしまわないように、周囲に柵を張っておくと安心です。
リビングが庭に面しているなら、リビングと庭をつなぐ掃き出し窓にして、リビングからスムーズにドッグランに出られる動線を作りましょう。リビングと庭の間にウッドデッキやスロープなどを設置して段差を減らしておくと、ワンちゃんが自分でドッグランに降りやすくなります。
中庭
周囲を壁などで囲まれた中庭は、ワンちゃんが安心してリラックスできる場所になります。広い庭が作れない敷地でも、中庭があると外の風や日差しを感じられるのでおすすめです。
自由に動き回れる回遊動線
ワンちゃんの運動不足解消に、行き止まりが少なく、室内を自由に動き回れる「回遊動線」を意識してみましょう。壁やドアがある場所も、ペットドアなどを活用すれば通り抜けられるようにできます。
ドアや仕切りが少ない「スキップフロア」構造の家なら、ワンちゃんも周囲が見渡しやすく安心で、階段を上り下りする運動にもなります。
<関連コラム> スキップフロアの間取り 平屋なら?2階建てなら?30坪なら?
外の様子が分かる窓
ワンちゃんが外の景色を楽しんだり、家族のお見送り、お出迎えができる窓を設置するのもおすすめです。ワンちゃん用の窓は、ワンちゃんの目線の高さや見える景色を考えて位置や形を決めましょう。
自然素材のやさしさ
無垢材などの自然素材の家は、ワンちゃんにも良い影響を与えます。実体験として、それまで体調が悪い日が多かったワンちゃんが、無垢の家に住んでから体調が落ち着いてきたというお話もお聞きします。
ワンちゃんが付けた傷も味となって家族の思い出になるのも、無垢材ならではの魅力です。
犬と暮らす家におすすめの設備
ペットの快適や安全を守るのに役立つ、犬と暮らす家におすすめの設備を紹介します。
足洗い場、ドッグバス
散歩や庭で遊んだあとにあると便利な足洗い場。庭や玄関の近くなど、外からの動線上に設置すると便利です。水道はお湯も使えるようにしておくと冬場も安心して使えます。
ドッグバス(ペットシンク、愛犬用洗面化粧台)は、シャンプーやグルーミングがしやすい、ペット用の大きなシンクです。屋外にも設置できるステンレス製のペットシンクもあります。
ワンちゃんの安全を守る設備
・床材は滑りにくいものを
室内でワンちゃんの足腰に無理な負担がかからないよう、滑り止め加工がされたフローリングやコルクフロアなど、床材は滑りにくいものを選びましょう。
無垢材を使いたい方は、無垢フローリング用の滑り止めオイルもあるので活用してみてください。
・ペットゲートを設置
ワンちゃんが屋外に飛び出したり、危険なものに近づいたりしないよう、キッチン、玄関、階段などにペットゲートを設置すると安心です。ペットゲートを活用することで、入って欲しくない場所だけに柵を張れるので、ワンちゃんの行動範囲も広くなります。
・薪ストーブ用ガード
薪ストーブやファンヒーター、電気ストーブなどの暖房器具は、ワンちゃんがやけどしないようガードを設置しておくと安心です。
大型犬と暮らす家におすすめアイデア
大型犬とは、体重25kg前後~の、大きなワンちゃんのことを指します。ゴールデンレトリバー、ドーベルマン、シベリアンハスキーなどが代表的ですね。
大型犬は、温厚で穏やかと言われるワンちゃんが多いですが、犬種によって特徴も違うので、特徴を理解した間取りや設備を整えてあげましょう。
<大型犬と暮らす家の間取りアイデア>
- 体が大きいので、食事、トイレ、寝る場所など基本的に専用の場所を作る。
- 小型犬よりも必要な運動量が多いことに留意する。
- ペットゲートも活用して移動できる場所を増やす。
- 中庭、インナーテラスなど、外で日光浴や涼める専用スペースがあるとよい。
- 平屋ならシニア犬も移動がしやすく、飼い主のお世話の負担も少なくなる。
- 1階にシャワー付きの足洗い場があると便利。
まとめ
今回は、犬と暮らす家におすすめの間取りアイデアやワンちゃんにも飼い主にも嬉しい新築向け設備をご紹介しました。犬と暮らす家は、犬の習性やワンちゃんの個性を踏まえて間取りを作っていきましょう。
運動やリラックスできる場所、自然を感じられる場所、家族の存在を感じながらも距離感を保てるスペースなど、ワンちゃんも飼い主さんも心地よく毎日を過ごせる空間を意識するのがポイントです。
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