家づくり
2025/01/13
ランドリールームの収納アイデア5選!失敗しないためのポイントも紹介
ランドリールームを設ける際、適切な広さを確保すると、家をすっきり保ちつつ、洗濯関連の家事を効率的にこなせるようになります。ランドリールームに必要な広さやおすすめの設置場所について解説しています。
こんにちは!埼玉県・加須市、さいたま市、越谷市、幸手市を中心に無垢の暮らしを楽しむBinOの家づくりや、自由設計、新築住宅の販売、リフォーム工事をしている、株式会社テクノホーム/BinOさいたまです!
注文住宅を建てる際、ランドリールームを採用する人は多いです。ランドリールームがあれば、家事を効率的にこなせるほか、天候に関係なく洗濯物を干せるようになります。
この記事では、ランドリールームを設ける際、どの程度の広さが必要になるのか、どこに設置すべきなのかを解説します。おすすめの収納アイデアや失敗しないためのポイントも解説しますので、参考にしてください。
ランドリールームの設置場所と広さ
どこに設置すべきか、どの程度の広さが必要かについては、以下の2点から考えるとよいでしょう。
適した場所
必要な広さ
それぞれ解説します。
適した場所
ランドリールームの配置は、家事効率を左右する要素です。たとえば、ランドリールームがキッチンから近ければ、洗濯と料理を並行して進められるでしょう。
二階にリビングダイニングキッチンを設け、一階に浴室と洗面室がある家では、キッチン隣にランドリールームを設置すると便利です。また、晴れた日に外に洗濯物を干すことを好む場合、ベランダに近い位置に設けると洗濯物の持ち運びが楽になります。
日々の家事動線を考慮し、洗濯機の使用後の衣類を楽に扱える位置にランドリールームを配置するのが望ましいです。このように、ランドリールームを家の中心部に配置すると、家事効率を高められます。
必要な広さ
ランドリールームの理想的な広さは、使用する家族の人数と洗濯頻度によって異なります。たとえば、4人家族の場合、洗濯物や洗剤の収納スペースも含めて最低2畳のスペースは確保したいところです。
2畳の広さがあれば、2mの物干し竿を配置できるため、快適に洗濯作業を行えるでしょう。なお、場所が限られている場合は3畳にすると、さらに使い勝手を高められます。
3畳あれば、洗濯物だけでなくタオルや衣類も収納でき、洗濯機の上部には室内用の干し場を設けることも可能です。
ランドリールームの収納アイデア
収納アイデアを5つ紹介します。
ランドリーラック
可動棚
ワゴン
収納ケース・バスケット
有孔ボード
いずれもランドリールームと相性がよいため、必要に応じて取り入れることをおすすめします。
ランドリーラック
ランドリールームにおける洗濯機上部は、通常使われずに空いてしまうケースが多いスペースです。ここにランドリーラックを設置すると、未利用の場所を効率的な収納エリアに変えられます。
ランドリーラックには、多様なサイズとデザインがあります。限られた空間にもフィットするコンパクトなモデルから、多くの洗剤やタオルを収納できる大容量モデルまでさまざまです。
ランドリーラックを選ぶときに部屋の装飾と調和するデザインを選択すれば、見た目の統一感も保てるでしょう。
可動棚
ランドリールームでの収納スペースをうまく活用するために、可動棚の設置を検討しましょう。とくに洗濯機の上など、通常は空いてしまうスペースに最適です。
可動棚は、収納アイテムの高さや量に応じて棚板の位置を自由に調整できる利点があります。そのため、大きな洗剤ボトルから小さなタオルまで、さまざまなサイズの物を整理して収納することが可能です。
このように柔軟な使い方ができるため、新たに収納したいアイテムが出てきてもうまく収納できるでしょう。ランドリールームを常に整頓された状態に保つことが可能です。
ワゴン
ランドリールーム内に新しく収納スペースが必要な場合、ワゴンが便利です。キャスター付きのワゴンは移動が容易であり、使用しないときは部屋の隅に収納できるため、スペースを有効活用できます。
また、日常使うタオルや下着、洗剤などの一時的な置き場として最適で、必要に応じて簡単に手元に引き寄せることが可能です。こうした移動式の収納は、作業中に邪魔になった場合にすぐにほかの場所へ移動できる利点もあります。
ワゴンを活用することで、収納と作業スペースの両方を柔軟に管理できるようになります。
収納ケース・バスケット
ランドリールームで散らかりがちなアイテムを整理するには、収納ケース・バスケットの活用が効果的です。たとえば、透明ではない収納ボックスを使用すれば、ボックス内が外側から見えないため、スペースをよりすっきりと見せられます。
また、タオルや衣類の保管には通気性のよいバスケットを選ぶとよいでしょう。湿気がこもりづらくなり、ニオイの発生も抑えられます。デザイン性と機能性を兼ね備えた収納アイテムとして、収納ケース・バスケットはおすすめです。
有孔ボード
ランドリールームの収納スペースが限られている場合、有孔ボードを使用すると効率的にアイテムを整理できます。有孔ボードでは、均等に開けられた穴にフックを取り付け、洗濯用品や小物を壁面に掛けることが可能です。
アイロンや掃除道具などの場所を取るアイテムを壁に掛けられるため、床面をすっきりと保てるでしょう。有孔ボードを活用すると、ランドリールーム全体の収納容量を増やし、スペースを最大限に活用できます。
ランドリールームで失敗しないために
失敗を避けるためには、以下7つのポイントを押さえることが大切です。
収納スペースの有無を確認する
水回りに適した床材を選ぶ
照明にこだわる
コンセントの位置と数を決める
ほかの水周りを近くに設置する
湿気対策をする
専門家に相談する
それぞれのポイントについて解説します。
収納スペースの有無を確認する
ランドリールームを設計する際には、必要なアイテムすべてに対する十分な収納スペースの確保が欠かせません。まずは使用頻度の高いアイテムを思いつく限りリストアップしましょう。具体的には、以下のアイテムが考えられます。
洗濯機洗剤
柔軟剤
アイロン
タオル
衣類
収納スペースが不足していると、アイテムが散乱しやすく、ホコリの蓄積やカビの発生の原因となります。また、洗剤やタオルはよく使用するため、手に取りやすい位置に適切なサイズの収納を配置すると便利です。
収納場所を細かく決め、必要に応じて追加の収納スペースを設ければ、ランドリールームをより便利に、そして綺麗に保ちながら利用できるでしょう。
水回りに適した床材を選ぶ
ランドリールームの床材選びは、湿気や汚れに強いものを選ぶこと大切です。具体的には耐水性が高く、清掃が容易なタイルやフローリングがおすすめです。
また、壁のカビや不快な臭いを防ぐために、防カビ・防臭機能を備えた壁紙を使用するのもよいでしょう。湿度が高くなりがちなランドリールーム内の環境を改善し、より快適に保つことが可能です。
さらにランドリールームには、洗濯機などの重い家電が設置されるため、床材は圧力にも強いものを選ぶことが望ましいです。クッションフロアやタイルを取り入れれば、実用性とデザインのバランスを両立させつつ、長持ちする床材を選択しやすいでしょう。
照明にこだわる
快適さと機能性を高めるうえで重要なのが照明です。適切な照明は作業効率を向上させ、空間の清潔感を保つのに役立ちます。
明るい昼白色や昼光色の光源を選べば、実際の色が正確に見えて汚れが目立ちやすくなります。そのため、洗濯やアイロンがけなどの作業がしやすくなるでしょう。
また、デザイン性を考慮したペンダントライトや天井埋め込み型の照明など、さまざまなタイプの照明器具を選べるのも魅力です。ただし、照明の位置選びには注意しなければなりません。
洗濯物に影を落とさず、全体を均一に照らせる配置を心がけるとよいでしょう。照明の数や配置を工夫すれば、ランドリールーム全体がより使いやすく、視覚的にも魅力的な空間に変わります。
コンセントの位置と数を決める
ランドリールームの設計において、コンセントの位置と数は考慮すべき重要なポイントです。ランドリールームは電気製品の使用が多いため、使い勝手を考えてコンセントの配置を決める必要があります。
たとえば、アイロンや洗濯物を素早く乾かす除湿器などをスムーズに使用するためには、アイテムの利用箇所に近い壁にコンセントを設置すると便利です。また、洗濯機や乾燥機の背後にコンセントを配置すれば、コードが目立たなくなり、見た目もスッキリします。
さらに、十分な数のコンセントを確保すれば、延長コードなしで複数の家電を同時に使えるため、利便性が高まります。
ほかの水周りを近くに設置する
ランドリールームの配置は、ほかの水回り設備との距離にも注意を払いましょう。距離を意識するだけで、家事の効率を向上させられます。
キッチンや浴室といった頻繁に水を使用する場所の近くにランドリールームを設ければ、洗濯から料理、入浴までの動線が便利になります。共働きの家庭や小さなお子さまがいる家庭では、こうした効率的な間取りはとくに重宝するでしょう。
ランドリールームを設計する際は洗濯機からキッチンへ、または浴室からすぐにアクセスできる場所に位置づけることが理想です。このように配置すれば、家事の時間を短縮し、ほかの活動に時間を割くことが可能となります。
湿気対策をする
ランドリールームにおける湿気対策は、カビやダニの抑制だけでなく、室内の快適さを保つためにも重要です。室内干しする際は換気扇の適切な配置がとくに必要となります。
最も効果的なのは、洗濯物の乾燥エリアに近い場所に排気口を設け、反対側には新鮮な空気を取り入れる吸気口を配することです。空気の流れが生まれ、湿気が室外に逃げやすくなります。さらに、調湿機能を持つ建材を利用すれば、湿度の調整に役立つでしょう。
なお、自然換気が難しい場合は強力な除湿器を使用し、湿気による悪影響を抑えることが望ましいです。こうした対策を講じると、ランドリールームはいつでも清潔で快適な空間となり、衣類の管理も効率的に行えるようになります。
専門家に相談する
理想的なランドリールームを設計する際は、専門家の意見を取り入れるのが有効です。建築士やインテリアコーディネーター、リフォーム会社などに相談すると、機能的でおしゃれな空間を実現できます。
なお、予算を考慮しつつ理想の住宅に近づけるには、どこに妥協し、どこにこだわるべきかを決めることが不可欠です。こうした点なども含めて専門家に相談すれば、理想のランドリールームを設計できるでしょう。
こちらの記事では、ランドリールームの間取りのコツについて解説しています。ランドリールームのメリットや使いやすい広さも取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
ランドリールームの設計は、家事の効率化と暮らしやすさを向上させるうえで重要です。適切な広さの確保や収納アイデアの導入、水回りに適した床材の選定など、一つひとつの工夫が快適な空間作りにつながります。
また、湿気対策や照明計画、コンセントの配置なども考慮すべきポイントです。こうしたポイントを踏まえ、ほかの水回りとの動線を意識した間取りにすれば、日々の家事を効率的に行えるでしょう。
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