土地探しで必ず満たさなくてはならない条件
家族が暮らしやすい家を建てる為には、家族の希望を満たすための条件の他に、暮らし方や好みに関わらず必ず満たさなくてはならない条件があります。
家族がゆったり暮らせる床面積の家を建てられる広さの土地
土地には用途地域別に建ぺい率や容積率が定められています。同じ敷地面積であっても、建ぺい率や容積率、建築条件によって、最大床面積や最大階数が変わります。土地全体の面積ではなく、実際に住宅を建てられる面積が、家族全員が居心地よく暮らせる広さを備えている必要があります。
水害の心配がない土地
川の近くなど過去に水害が起こった地域、今後の水害が予測される地域の土地が売り出されていることもあるので注意が必要です。ハザードマップで確認できますが、土地を見ただけでは判断できないことが多くあります。
参考サイト 埼玉県 水防法に基づく洪水ハザードマップ作成対象の市町
参考サイト 国土交通省 ハザードマップポータルサイト
地震に強い地盤を備えた土地
地盤の強度、硬度によって住宅の耐震性が変わります。軟弱な土地でも、地盤改良をすれば、地震に強い家を建てられますが、その場合には、かなり深くまで地盤改良をしなくてはなりません。地盤改良の費用は深くまですればするほど高額になっていきます。
土地を購入する前にその事実が分かっていて、地盤改良にかかる費用も含めて土地の購入費として計画するのであれば問題ありません。しかし、土地の購入後に、思ったより深くまで改良しなくてはならなくなり、予算を大幅にオーバーしてしまったというような事態になってしまうと、家づくりの計画に支障をきたしてしまいます。
参考サイト 埼玉県 県内市町村地震ハザードマップ
土地探しで満たすべき家族の希望を叶える条件
家族構成や家族の暮らし方は家族ごとに異なります。自分たち家族が暮らしやすい土地、新しく家を建てる目的を叶えられる土地の条件を確認していきましょう。
通勤や通学、日常的な買い物、病院や市役所などへの利便性が良い
これらの利便性は、日常的に利用する足によって変わります。電車通勤の人であれば、勤務先へのアクセスの良い路線がある地域、車通勤の人であれば、幹線道路へのアクセスの良い地域に土地を探したいでしょう。
日常的な買い物は自転車で行く家族と、週末に車を使って1週間分の食料品を購入する家族、子どもが熱を出した時にいつでも車を出せる家族と、運転できる人がいなければ自転車で行く家族などの違いに合わせた利便性を考えることが大切です。
周辺の環境
子育て中の家族で、また子供が幼い場合は、子どもが安全に遊べる公園や児童館が近くにある、緑が多くゆったりした景観が拡がっている、交通量の多い道路から離れているといった環境を望まれる方が多いと思います。一方、子どもがすでに中学、高校生になっている家族にとっては、暗くなってからでも安全に帰宅できる駅や塾や習い事先との位置関係にも配慮が必要です。道路に街灯が少ないなど、昼間土地見学に行っても気が付かないこともあるので、時間帯を変えて土地見学することも新たな気付きに繋がることがあります。
教育環境
子どもを通わせたい学校がある程度決まっている場合には、子どもの進学への希望を満たす地域であることも確認しておく必要があります。また、子どもの習い事で師事させたい教師や教室が決まっていて、週に何度も通わたいという場合には、送り迎えの要不要や方法なども考え併せることが大切です。通わせたい学校が決まっているわけではないが、公立の中高一貫校に通わせたいという場合には学区も調べておく必要があります。
参考サイト さいたま市立浦和中学校・高等学校
■ 注文住宅で家を建てる家づくりでは、住宅の建築計画と同時に土地探しもしなくてはなりません。土地探しはいつから始め、家づくりのどの期間までに決めるべきなのか、不動産屋さんや、ハウスメーカーに依頼するのか…など、たくさんの疑問が湧くのではないでしょうか?土地探しの注意点や良い土地を見つける為のポイントを確認していきましょう。
土地探しのコツは工務店やハウスメーカーを先に見つけること
家を建てるなら、まず土地を探さなくては…と考えるご家族は少なくありません。その結果、土地探しに疲れてしまい、建築プランへの気力が薄れてしまうことがあるかもしれません。
また、購入した土地が自分たちの希望を満たす間取りには不向きだった、間取りプランを進めていく上で、日当たり、風通しを良くするとプライバシーが確保できないことが分かったというような土地であった場合、家族の希望を満たし、プライバシーを確保しつつ日当たりと風通しを良くするためには、高額な建築費が発生してしまうことがあります。
家族の利便性や周辺の環境は、家族だけで見学しても判断できますが、その土地に家を建てた場合、家の中がどのような環境になるのかということや、地盤の質などの土地の条件については判断が難しいからです。
そこでおすすめしたい方法が、工務店やハウスメーカーと一緒に進める土地探しです。専門家の知識と共に土地探しが進められるので、失敗がありません。土地探しにあたって、家族の希望する暮らし方と予算を伝えておくと、それに見合った土地探しを進めていけます。
家族だけで探していた時には、見逃していた段差のある土地や変形地でも、専門家の目から見てそれらの条件を活かした間取りプランが提案されることがあります。もしそのような土地に出会えた場合、同じ地域内でも整形地より土地の価格が抑えられることがあります。
反対に、家族だけで探していて、利便性の良い土地なのに、他の土地より価格が抑えられていたという土地を購入してしまい、相当な建築費をかけないと暮らしやすい家は建たないというような結果になることもない訳ではありません。
それらのことを考えあわせると、家づくりの進め方は、まず初めに設計建築を依頼する工務店やハウスメーカーを探すこと、そして家族の希望と予算を伝えた上で、一緒に土地探しをすることが良い方法です。
■ 注文住宅を建てられる土地には分譲地と宅地があります。コラム中でご紹介している分譲地は完売しておりますが、土地選びの際の分譲地と宅地の違いについての参考になさってください。
工務店やハウスメーカーの選び方
戸建て住宅を建築する会社には大手有名ハウスメーカーから小規模なフランチャイズシステムの加盟店、注文住宅を建築する工務店など、実に多くの会社があります。そして、会社の選び方によって家づくりの結果は大きく変わります。
土地探しに強い工務店やハウスメーカー
工務店やハウスメーカーを探す際には、土地探しに強い会社を選ぶことが重要なポイントの一つです。誠実に土地探しのお手伝いはするが土地探しにあまり強くない会社、土地探しにそれほど熱心ではない会社もあるからです。
土地探しに強い会社と一緒に進める土地探しはスムーズに進むと共に、家族だけで探すより有利な条件の土地に出会える可能性もあります。また、先に建築会社が決まっていると、土地購入の際のつなぎ融資と、建築費の為の住宅ローンを一本化する方法がとれる場合があります。
参考サイト みずほ銀行 土地の購入に住宅ローンは利用できる?使える融資の種類と契約の流れ
家づくりの自由度が高い工務店
家づくりには、分譲住宅(モデルハウスも含む)、規格住宅、注文住宅がありますが、ハウスメーカーの場合は規格住宅だけ、工務店の場合には注文住宅だけという方針の会社も少なくありません。一方、家族の新しい家に対する希望や敷地の条件、予算に合わせて、規格住宅と注文住宅から、最適な家づくりの方法を選べるという自由度の高さがある会社もあります。
分譲住宅、規格住宅、注文住宅にはそれぞれ異なる良さがあり、家族の希望と予算によって最適な家づくりの方法は変わります。どれでも選べる建築会社では柔軟に家づくりを進められます。
■ マイホームを計画する際に思い浮かぶ家づくりのイメージは、注文住宅と建売住宅、ハウスメーカーではないでしょうか?でもこの他に、規格住宅という家づくりもあります。
テクノホームは土地探しのお手伝いもします!
初めて家を建てようと考えている方のほとんどは、土地の購入に慣れてはいないはずです。土地を探しながら、家づくりを進めるのは、とても難しいことです。敷地の周囲の環境は、何度も足を運べばわかりますが、地盤の質などは、わかりません。
土地は、駅からの距離や、周辺の環境以外に、地盤の質、敷地の形状、道路との位置関係によって、土地の価格が変わります。加えて、適切な家の建て方も異なります。自分たちの理想の家を建てられる土地を見つけ出すのは、大変な労力です。
テクノホームは、土地探しから家づくりのお手伝いをいたします。そして、土地の形状、道路との位置関係を考え併せた上で、家の建て方をご提案します。
テクノホームの願い
子や孫の代まで住み続けられる高品質な家
健康な暮らしを作るきれいな空気の家
家族がストレスを感じない間取り
住宅ローンに圧迫されない価格の家
家を建てたご家族が、テクノホームの家で、いつまでも幸せに暮らしてくださることが、私たちの願いです。
ご家族に寄り添って家づくりを進めます。
そして、お引渡しの後も、末永く、建てた家を、良い状態に維持できるよう、サポートさせていただきます。