家づくり
2022/01/24
土間リビングを取り入れた間取りのコツ|30坪前後の間取り事例もご紹介♪
注文住宅でアウトドア派に人気の「土間リビング」のある間取り。室内に土間空間を取り入れることで、趣味をより楽しめたり、ペットと楽しく安全に暮らせたりと、理想のライフスタイルが実現できるのが人気の理由です。
でも、実際土間リビングって快適なの?寒くないの?と疑問を持っている方もいるかもしれません。
今回は、土間リビングのメリットをご紹介するとともに、デメリット・注意点とその対策についても解説します。延べ床面積30坪前後の2階建て、平屋、ロフトハウスで土間リビングを取り入れた間取り・デザイン事例も間取り図つきでご紹介します!夢のマイホームづくりの参考にしてくださいね♪
土間リビングのメリット
初めに、土間リビングの間取りのメリットについてまとめてみます。
メリット①:土や水などの汚れに強く多目的に使える
土間空間は普通の室内床と違って、土足で使うこともできる強い床です。その耐久性や掃除のしやすさを活かして、さまざまな用途に使えます。
<土間リビングの活用例>
・ペットのお世話・遊び場に
土間仕上げの床は、ワンちゃんや猫ちゃんのお世話をしやすいのがメリットです。土や泥汚れを。滑りにくい素材なので安全で、ペットを安心して遊ばせられます。熱帯魚などの水槽置き場にも適しています。
・アウトドアグッズのお手入れスペースに
土間リビングをバイクやスケボー、釣具などアウトドア用品のメンテナンススペースにしているという方もいます。万が一、床が汚れても掃除しやすく、重いものや硬いものを落としても傷がつきにくいので、気兼ねなく趣味を楽しめるところが人気の理由のようです!
・室内ガーデニングに便利
土間リビングの窓辺にプランターを置いたり、観葉植物やハーブを育てたりするのも素敵です。土汚れが気になるガーデニングも土間なら気兼ねなくできますね♪
メリット②:夏場の独特のひんやり感が人気
土間の床はコンクリートやタイルで仕上げます。夏は独特のひんやり感がとっても快適!夏場はリビングの土間で、裸足で過ごしているという方も多いですよ。
メリット③:強度を活かして運動や遊び場にピッタリ
土間は硬さがあるので縄跳びや体操・トレーニングスペースとしても最適です。筋トレ・ランニングマシンなどの重たい運動器具を置いても跡が付かないのも嬉しいですね。レイアウトを工夫して、アスレチックみたいなリビングを作るのも楽しそう♪
メリット④:ダイニング・キッチンと明確なゾーン分けができる
リビングを土間にすることで、ダイニング・キッチンとの境界が明確になり、ワンフロアLDKでも奥行き感のあるLDKになります。リビング部分がDKよりも一段下がっているダウンフロアなら、より空間を広く見せられます。
メリット⑤:テラス・デッキとつながる空間ができる
庭と家の中の中間に位置するテラスやウッドデッキとリビングの土間部分をつなげる間取りにすると、広く開放的な半屋外空間が作れます。
デッキや庭でバーベキューやおうちキャンプをする時も、室内との間に土間があるととても便利で重宝しますよ。
土間リビングは寒い?土間空間のデメリットと対策
・冬場は寒い?断熱性能をしっかり確保しよう
土間リビングの床材は、コンクリートやモルタル、フロアタイルなどが使われます。それぞれの特徴を簡単にまとめてみます。
コンクリート | セメントに砂と砂利を混ぜて強度を高めたもの。シンプルでインダストリアルな雰囲気も出せる。コストも低め。 |
モルタル | セメントに砂を混ぜた素材。仕上げ方法によって、見た目のイメージが変わる。コンクリートと比較して少ない厚みで床が作れる。コストは低め。 |
フロアタイル | 種類やカラーが豊富でデザイン性が高い。大きめのタイルを使うと高級感ある仕上がりに。滑りにくい加工や防汚加工などの機能が付いたタイルもある。コストはやや高め。割れやすいデメリットに注意。 |
天然石 | タイルよりもさらに高級感ある仕上がりになる。コストは最も高め。耐久性が高く、質感やカラーが豊富。表面に滑りにくい加工や撥水加工を施したものもある。大理石などは独自のお手入れ方法に注意。 |
・土間×薪ストーブのコンビで冬も快適!
これらの材料は、リビングで定番のフローリングと比べると断熱性が低い素材のため、家全体の断熱性能が低いと冬場に土間の床から底冷えが起こる可能性があります。逆に、蓄熱性が高く熱が床全体に広がりやすいので、薪ストーブとの相性が良い床でもあります。
土間リビングは高気密高断熱と暖炉の組み合わせで冬も寒くない快適な空間になります。前回のコラムで詳しく解説しているので、合わせてチェックしてみてくださいね。
【関連コラム】⇒土間に薪ストーブがあるリビングは寒い?
・段差ができやすいことに注意
バリアフリーの観点からすると段差がデメリットになることもあります。室内に土間空間を作るときは段差ができやすいことを理解して、間取り図をチェックする段階で、段差がどれくらいできるか担当者に聞いておきましょう。
段差が気になる場合は、土間リビングとダイニングなどの境界部分にスロープを設置すると段差を解消できます。
【延べ床面積30坪前後】土間リビングのある間取り実例
【28.5坪・4LDK】吹き抜けと薪ストーブのある家
キッチンからリビング、その先のデッキスペース、庭までを見渡せます。リビング上部の吹き抜けから光がたっぷり差し込む明るいLDKです。
こちらの詳しいプラン内容やデザインは関連ページからチェックしてみてくださいね。
関連ページ LINE UP|2階建て|BOOOTS
【19.5坪・2LDK】ウチとソトがつながる土間リビングのある平屋
約20坪のコンパクトな平屋に、土間リビングを取り入れたプランです。
玄関やウッドデッキから土足でリビングに入る生活様式にも対応。パブリックスペースとプライベートスペースを明確に分けられるので様々なライフスタイルにフィットします。
土間リビングはダイニングと屋外のウッドデッキをつなぐ癒しの空間になっています。
リビングとDKの間に間仕切りなど目隠しを設置すれば、お客様にプライベートスペースを見せずにくつろいでもらえます。
こちらの詳しいプラン内容やデザインは関連ページからチェックしてみてくださいね。
関連ページ LINE UP|平屋|MONICA
【30坪・3LDK】平屋+小屋裏のボーナス空間がちょうど良いロフトハウス
平屋+ボーナス空間をプラスしたロフトハウスに、土間リビングを採用した間取り事例です。リビングはもちろん、洋室に隣接した土間テラスはセカンドリビングとしても活躍しそうです。
リビングは、アメリカのバーモントキャスティングス社の真っ赤な薪ストーブがインテリアのアクセントになっています。より赤が映えるよう、床材や梁などの構造材の色味は濃い色をセレクトし、壁の一部にレンガを使うことで、アメリカンヴィンテージな内装に仕上げています。
こちらの詳しいプラン内容やデザインは関連ページからチェックしてみてくださいね。
関連ページ LINE UP|2階建て|LOAFER
今回ご紹介した土間リビングのある家の他にも、土間収納(アウトサイドストッカー・バイクガレージ)や広い玄関土間のある間取りも人気です。ぜひ施工事例集も合わせてチェックしてみてください♪
自由で楽しいアウトドアハウス「BinO」
最後に、おしゃれなデザインと自由なアウトドアライフを送れるマイホームプラン「BinO(ビーノ)」をご紹介します。
「自遊にくらす」コンセプトのBinOは、毎日がワクワクな子ども時代に戻れるようなデザインと間取りアイデアがいっぱい♪
平屋・二階建てはもちろん、幅広いラインナップでさまざまなアウトドアライフにピッタリなマイホームを建てることができます。
テクノホームでは実際の間取りを疑似体験できるVRモデルハウスをご用意していますので、ぜひ活用してみてください。
岩槻のBinOモデルハウスでは実際に見て触れることもできますので、VRモデルハウスの雰囲気が気に入ったらぜひこちらもどうぞ♪
テクノホームの願い
■ 子や孫の代まで住み続けられる高品質な家
■ 健康な暮らしを作るきれいな空気の家
■ 家族がストレスを感じない間取り
■ 住宅ローンに圧迫されない価格の家
家を建てたご家族が、テクノホームの家で、いつまでも幸せに暮らしてくださることが、私たちの願いです。
ご家族に寄り添って家づくりを進めます。
そして、お引渡しの後も、末永く、建てた家を、良い状態に維持できるよう、サポートさせていただきます。