2024/11/11
埼玉で建てる30坪以下のコンパクトな家づくり|タイニーハウス等の小さな家
埼玉で建てる30坪以下のコンパクトな家づくり|タイニーハウス等の小さな家
皆さまこんにちは!埼玉県さいたま市・加須市・幸手市・越谷市等で、自然素材を使ったセミオーダー型規格住宅のBinOや、
デザイナーズ住宅をリーズナブルにご提案するUNSTANDARDの新築住宅の建築を、土地探しからご提案する株式会社テクノホーム-Life Style Design-です!
さて、今回のテーマはこれから新築住宅を検討される方に向けて「30坪以下のコンパクトな家づくり」のメリットを、
実際の実例等を交えながらお届けしていきたいと思います。
30坪以下と聞くと「小さいイメージがある」と思われる方も多いかもしれませんが、それは本当でしょうか。
物価高やローン金利上昇等のニュースを聞くと、「注文住宅は贅沢品・・・」と考える方もいるかもしれませんが、
むしろコンパクトで高性能な住宅を手に入れた方が、ランニングコストの面ではお得になることもありそうです。
今回は、注文住宅を検討しているけど、何となく不安を感じている方や、そこまで大きな家にこだわりを持たないと考える方、
シンプルな考えで無駄なことが嫌い方などに向けて、これからの注文住宅の検討の在り方を考えていきたいと思います。
平均的な住宅(床)面積の推移
フラット35でお馴染みの「住宅金融支援機構」が示した「2023年度フラット35利用者調査」によると、2013年~2023年度にかけて、注文住宅の住宅(床)面積は減少していることが分かりました。
■注文住宅 住宅面積
・2022年度:122.8㎡(37.14坪)
・2023年度:119.5㎡(36.14坪)
⇒3.3㎡の減少
■建売住宅 住宅面積
・2022年度:101.9㎡(30.82坪)
・2023年度:101.6㎡(30.73坪)
⇒0.3㎡の減少
■中古住宅 住宅面積
・2022年度:114.2㎡(34.54坪)
・2023年度:114.6㎡(34.66坪)
⇒0.4㎡の上昇
■(※)土地付き注文住宅 住宅面積
・2022年度:111.5㎡(33.72坪)
・2023年度:111.2㎡(33.63坪)
⇒0.3㎡の減少
(出典:フラット35利用者調査:住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫))
上記のデータを見てみても、注文住宅に関していれば1年で3.3㎡も全国的な住宅床面積が減少したことが分かります。
一方、中古住宅のみが小幅ではありますが0.4㎡の上昇となり、大きな住宅を求める方は、中古住宅を求める方が増加している可能性が分かります。
床面積が減少した背景には、建築コストのアップや土地価格の高騰等の影響等が考えられますが、今後、土地価格等が落ち着きを見せてきても、
人件費の高騰等により、建築コストが落ちる保証はどこにもありません。
(※)土地付き注文住宅とは、当社分譲地の加須市間口分譲地のように、建築条件付き売地を購入し、土地と建物をセットで
ご建築をされる方のケースのことを指します。
一人当たりに必要な床面積とは?
それでは次に、一人当たりに必要な床面積はどれくらいなのでしょうか。
こちらに関しては、国土交通省「住生活基本計画(全国計画)」により「健康で文化的な生活を送るために最低限必要な居住面積・豊かな住生活を送るために必要な居住面積の基準を、
以下のように示しています。
■ 最低居住面積水準
最低居住面積水準は、世帯人数に応じて、健康で文化的な住生活を営む基礎として必要不可欠な住宅に関する水準。
・単身者(ここでは一人当たりとする):25㎡(7.56坪)
・二人以上の世帯:10㎡×世帯人数+10㎡
●二人世帯:30㎡(9坪)
●三人世帯:40㎡(12.1坪)
上記のデータは、あくまで国が示した「健康で文化的な住生活を営む上で、必要最低限の面積」です。
上記の面積が確保されていれば、そこで生活を営むことはできるということです。
■ 誘導居住面積水準 【こちらが重要】
誘導居住面積水準は、世帯人数に応じて、豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準。
・単身者:55㎡(16坪)
・二人以上の世帯:25㎡×世帯人数+25㎡
●二人世帯:75㎡(22.68坪)
●三人世帯:100㎡(30.25坪)
上記のデータに関しては、必要最低限というよりも、様々なライフスタイルに
対応することを前提としたゆとりのある住宅面積として想定されたものです。
その為、二人世帯であれば22坪ほどであれば十分な面積であるとみることができます。
しかし、これを見ると三人世帯の場合には100㎡(30.25坪)の床面積が必要とされており、
今回のコラムのテーマである「30坪以下のコンパクトな家づくり」は、難しいと考えられそうです。
これからの家づくりは「ライフステージ」を意識すべき
実は、先ほど見てきた住宅:住生活基本計画(全国計画) – 国土交通省の【誘導居住面積水準】には補足の説明があります。
それは、次のようなものです。
上記の式における世帯人数は、3歳未満の者は0.25人、3歳以上6歳未満の者は0.5人、
6歳以上10歳未満の者は0.75人として算定する。
その為、例えば30歳夫婦+子供一人の三人家族の場合には、次のように考えることができます。
■ 子供出産前 ⇒ (夫婦の年齢:30歳)
・必要面積:75㎡(22.68坪)
■ 子どもが3歳未満まで ⇒ (夫婦の年齢:33歳)
・必要面積:81.25㎡(24.57坪)
■ 子が6歳まで ⇒ (夫婦の年齢:36歳)
・必要面積:87.5㎡(26.46坪)
■ 子供が10歳まで ⇒ (夫婦の年齢:40歳)
・必要な面積:93.75㎡(28.35坪)
■ 子どもが10歳~18歳(成人まで) ⇒ (夫婦の年齢:48歳)
・必要な面積:100㎡(30.25坪)
■ 子供成人後~ ⇒ (夫婦の年齢48歳~75歳)
・必要面積:75㎡(22.68坪)
上記のシュミレーションを見ると、子供が成人するまでの18年間は22坪~30坪ほどの床面積が必要とみることができますが、
子どもが成人した後の27年間は、再び22坪ほどの面積があればゆとりのある生活が送れると見て取れます。
また、75歳以上でも健康的に住むことができる可能性も十分にあります。このシュミレーションに関しては、
見る方によって感じ方が異なるかと思いますが、思っているよりも長い時間で、必要な面積は22坪前後であることはわかると思います。
このように、短期的な考えだけではなく、より長期的かつ将来的な視点に立つと、自分たちのライフステージによって
必要な住宅の大きさは変化するものであることが分かりました。
家づくりを考え始めるキッカケが「今の住宅が手狭になってきたから」というお客様も多くいらっしゃいますが、
実際には、「手狭くらいがちょうどいい」のかもしれませんね。
コンパクトな家づくりは究極の家づくり
先ほど見てきた通り、そもそも二人世帯であれば22坪ほどの面積があれば、多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積
を満たすことはできます。
しかし、これは当然家づくりのテーマや考え方によっては先述した通り、感じ方が異なるものだと思います。
「そんなこと言っても、物がたくさんあるから現実的ではない」
「大きければ大きいほど、いいに決まってる」
「子どもと目いっぱい楽しむなら、大きな家に住んだ方が幸せがだ」
そんな考え方もあって当然です。
テクノホームでは、「コンパクトな家づくり」が絶対的な正義だと偏った考え方を持っているのではなく、
コンパクトな家づくりは「究極の家づくり」であると考えています。
当然、住宅に多くのご予算をかけることに抵抗のないお客様であれば、理想を叶えるために、大きなお家を建てる方が
幸福度は増すと思います。しかし、暮らしを豊かにすることに大きな家は必要ないと考える方であれば、「コンパクトな家づくり」は
合理的な選択になりうると考えます。
次に、コンパクトな家づくりに適しているかどうかをご自身で判断できるような問いかけをいくつか記述してみます。
もし、ご自身の選択がコンパクトな家づくりの適正に当てはまると思われる場合には、ぜひ当社の平屋カタログをご請求してみてください。
一方、大きな家づくりが適正に当てはまると思われる場合には、ぜひ当社のスキップフロアのカタログをご請求してみてください。
あなたはどんな性格ですか?
まず、あなたの性格はどちらにあてはまるでしょうか?
A:普段から節約家だが、本当に欲しいものに対する支出は気にならない
B:日常的にお金を使うくせがあり、どちらかというと浪費家だ
A:何事も計画的に物事を進めたいと思っている
B:何事も直感で決めてしまう方だ
A:家の中がモノであふれていることが嫌い
B:とにかく多くのモノを身の周りにおいておきたい
A:何かを考えるときに、どちらかというとシンプルに考える方だ
B:何かを考えるときに、どちらかというと複雑に考える方だ
A:身の丈にあった生活で、日常を楽しむタイプだ
B:どちらかというと見栄っ張りな方だ
以上の質問の回答の過半数がAであった方は、コンパクトな家づくりに向いていると思われます。
一方、Bの回答が過半数であった方は、住宅に広さを求めることをオススメします。
あなたは家づくりに何を求めますか?
次に、あなたは家づくりに何を求めますか?
A:家に対する理想をとことん現実化すること
B:家での暮らしだけでなはく、趣味等もバランスよく楽しむこと
A:家の中の開放感を求めたい
B:家族とちょうどいい距離間でつながっていたい
A:とにかく「今」が楽しめる暮らしを実現したい
B:老後のことも見据えて計画的な家づくりを進めたい
A:お金も大切だけど、それよりも理想的な暮らしを実現したい
B:何事もバランスよく考えたいので、毎月の返済も無理なく行いたい
以上の質問の回答の過半数がBであった方は、コンパクトな家づくりに向いていると思われます。
一方、Aの回答が過半数であった方は、住宅に広さを求めることをオススメします。
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テクノホームでは、タイニーハウスのジャンルにも入る16坪の平屋商品を、建物本体価格1,412万円(税込)からご提案しています。
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そして、お引渡しの後も、末永く、建てた家を、良い状態に維持できるよう、サポートさせていただきます。
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