家づくり
2022/02/13
家事楽になるパントリーの間取りのポイント♪便利な広さと動線づくりのコツを実例付きで解説
家事楽な家にしたい!という人に人気の「パントリー」のある間取り。
でも、漠然と作ってしまうとかえって暮らしにくくなってしまう可能性も。
今回は、新築でパントリーを作りたい人に知っておいて欲しい間取りのポイントを実例付きで解説します!パントリーはどれくらいの広さが良いのか、どこに作ると便利なのか、詳しく解説しますのでぜひ参考にしてくださいね♪
パントリーのメリット
・収納力アップ
今住んでいる家で、キッチンの収納が足りなくて困っているという方は、パントリーの設置を検討してみましょう。キッチンカウンターの上にモノが多くて、毎回料理の前に片付けたり、どかしたり…と手間がかかるという人にもパントリーはおすすめ。整理整頓がしやすくなり、キッチンのごちゃごちゃを解消できます。
・モノを管理しやすく無駄が減る
キッチンの消耗品や保存がきく調味料など、ないと思って買ってきたら引き出しの奥で見つかった…という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
パントリーは中に何が入っているか一目瞭然なので、食料品や消耗品の在庫管理がしやすくなります。賞味期限の古い食品を見落とすことがなくなり、無駄なお買い物も減ること間違いなし。探し物の時間も節約できます。
・冷蔵庫や家電を隠してスッキリ
最近はキッチンの背面収納やカウンター下収納を使って、電子レンジや炊飯器などを「隠す収納」が流行していますよね。キッチン家電は、使わないときはパントリーにしまっておけばキッチンの作業場を広く使えます。さらに、どうしても場所をとる冷蔵庫をパントリーに納めれば、かなりスペースに余裕ができます。
LDKワンフロアでは、リビングにお客様が来たとき、キッチンを見られたくない…というお悩みをよくお聞きします。パントリーがあれば、生活感を上手に隠してキッチンはスッキリ美しい状態を保てます。
・非常用食品や生活消耗品の備蓄に便利
地震などの災害に備えて、備蓄をしているという方もいると思います。備蓄品は、水やレトルト食品、お米などの食料品から、トイレットペーパーなどの消耗品まで種類がたくさんあり、かさばるものも多いですよね。防災セットや備蓄品はまとめてパントリーに保管しておくようにすると、いざという時すぐに取り出せます。
後悔を防ぐ!使いやすいパントリーの間取りのコツ
・場所とサイズは生活をシミュレーションして決める
パントリーを作るときに大切なのは「作る場所」と「サイズ(広さや奥行き・高さ)」です。
パントリーはキッチンの側に作ることが多いですが、食器や家電、食品など何を収納するかによって、キッチンのどこに近いと良いのか?を考えて場所を決めると後悔を防げます。
例えば、冷蔵庫をパントリーに置くなら、コンロや作業台に近い場所が便利ですし、普段使う食器をしまうなら、シンクや盛りつけをする場所に近いほうが便利ですよね。
キッチンにはコンロ、シンク下収納や吊り戸棚収納、背面の収納など他にも収納スペースがあります。どこに何を配置すると使いやすいかをイメージして、そもそもパントリーが必要か、そしてどこにあると良いかを検討していきましょう。
そして、全体的な間取りの中で他の部屋を圧迫しないか、キッチンやLDのレイアウトやお部屋の広さも考えながら、全体として動線が良く、バランスの良い間取りを意識しましょう。
・パントリーまでの動線を暮らしに合わせる
パントリーの間取りは、料理中だけでなく、買い物から帰ってきた時の動線や、他の家事との連続性を考えて、便利に使える位置も意識してみましょう。
パントリーをウォークスルー(出入り口が複数ある通り抜けできるタイプ)にして、玄関からリビングを通らずにアクセスできるようにすると、買い物帰りにパントリーに直接荷物を運んでその場で仕分け収納できます。お水やお米など重たい食料品を買った時や、まとめ買いをした時は特に便利です。
また、勝手口からゴミ出しをする動線があるなら、土間仕上げのパントリーをキッチンと勝手口の間に配置すると、ゴミをパントリーに集めて、翌朝ゴミ出しをするスムーズな流れができますね。
キッチンパントリーと洗面脱衣所を直結させる間取りも人気です。パントリーにカウンターや小さな机を設置して、ミニ家事室として使うのも便利です。
このように、普段の生活でパントリーを使ってより効率化できる家事がないか?と考えると暮らしやすい間取りづくりができますよ。
・コンセントを付ける
パントリーを単なる収納庫としてだけでなく、家電を収納してパントリー内で使う場合は、コンセントを忘れずに設置しましょう。
パントリーを家事室と兼用する場合も、アイロンや足元ヒーター、扇風機、パソコン、スマホ充電用などにコンセントがあると便利です。
・パントリーに扉は必要?
パントリーにドアをつけるかどうかで迷っている人もいると思います。使い方や暮らし方次第で決めましょう。玄関からリビング(客間)の動線で、パントリー内が見えるのが気になるなら、扉やカーテンで目隠しできると便利ですよね。
逆に、背面収納タイプでディスプレイのように収納しているなら、扉をつけずに、そのまま見せる収納にした方が良いでしょう。
下の事例のように、背面のパントリーを引き戸で全て隠してしまうのも良いアイデアです。
引き戸は開けておいても扉が邪魔にならないので特におすすめです。
・換気扇や窓・照明は必要?
特にドアのある個室のパントリーは、空気の入れ替えができるように換気扇や窓を付けるのがおすすめです。また、個室のパントリー内は暗いのでセンサーライトがあるととても便利です。
パントリーに必要な広さは?間取り実例で解説!
・パントリーの広さ、奥行き
パントリーの広さに決まりはありません。半畳程の小さなものから、2~3畳のものまで様々なパターンがあります。
テクノホームで人気のパントリーのある間取りを紹介します。
キッチン横に約2畳のパントリーのある間取りです。2畳(180cm×180cm)あれば、棚をL字型に設置できるのでかなりの収納力になります。
こちらのプランは、パントリーと隣接した約2畳スペースにダイニングテーブルを置き、パントリーとつなげたアレンジプランです。
ダイニングテーブルを移動したことでリビングが広くなり、さらにダイニング→パントリー→リビング→キッチン→ダイニング…と回遊できるのでとても快適な動線になっています!
・棚の幅、奥行き
パントリーは、中のモノを一目瞭然で把握できるのがメリットです。棚の奥行きが深すぎると、奥のものが見えづらく取り出しにくくなってしまうので注意しましょう。
パントリーの棚の奥行きは、30~45cmくらいがベストです。
ホームセンターで買える吊戸棚ストッカーは、奥行き約30cm×高さ15~22cmくらいの商品が多いです。使いたい収納アイテムに合わせた棚の奥行きにするととても使いやすくなります。
使い勝手のよくなるパントリー収納のポイント
・棚は可動棚がおすすめ
パントリーの棚板は固定よりも、収納するモノに合わせて上下位置を変えられる「可動棚」がおすすめです。
・奥行きが深いなら引き出しを活用
奥行きが深い棚板の場合は、奥のものが取り出しやすい引き出し収納を活用しましょう。
・コーナーは回転棚なども○
L字棚のコーナー部分は、棚の奥行きによってはデッドスペースができやすくなります。そんなときは、コーナー部分のみ回転式の棚にすると無駄なくスペースを使い切れますよ。
・下部は土間仕上げでオープンにしても便利
パントリーの床は掃除しやすい土間やタイル仕上げにするのもおすすめです。野菜など土のついた食品や、ゴミ箱などを置く場合に、汚れた床を掃除しやすくなります。ゴミ箱などの高さに合わせて下部は棚板をつけずにオープンにしておくと便利です。
今回ご紹介したパントリーのある間取り以外にも、インサイドストッカー、半地下収納などのある間取り事例を多数掲載しています。ぜひ施工事例集も合わせてチェックしてみてください♪
自由で楽しいアウトドアハウス「BinO」
最後に、おしゃれなデザインと自由なアウトドアライフを送れるマイホームプラン「BinO(ビーノ)」をご紹介します。
「自遊にくらす」コンセプトのBinOは、毎日がワクワクな子ども時代に戻れるようなデザインと間取りアイデアがいっぱい♪
平屋・二階建てはもちろん、幅広いラインナップでさまざまなアウトドアライフにピッタリなマイホームを建てることができます。
テクノホームでは実際の間取りを疑似体験できるVRモデルハウスをご用意していますので、ぜひ活用してみてください。
岩槻のBinOモデルハウスでは実際に見て触れることもできますので、VRモデルハウスの雰囲気が気に入ったらぜひこちらもどうぞ♪
テクノホームの願い
■ 子や孫の代まで住み続けられる高品質な家
■ 健康な暮らしを作るきれいな空気の家
■ 家族がストレスを感じない間取り
■ 住宅ローンに圧迫されない価格の家
家を建てたご家族が、テクノホームの家で、いつまでも幸せに暮らしてくださることが、私たちの願いです。
ご家族に寄り添って家づくりを進めます。
そして、お引渡しの後も、末永く、建てた家を、良い状態に維持できるよう、サポートさせていただきます。