家づくり
2022/03/28
玄関にはクローゼット?土間収納?内部の棚はアイデア次第で玄関もリビングもすっきり片付きます
新築住宅の間取りプランの中で収納の位置やサイズは重要なポイントの一つです。その中でも玄関の収納は家全体の整理整頓、玄関周りの調えやすさに繋がります。
玄関にクローゼットを設けるとリビングがすっきりし、土間収納にすると、自転車やベビーカーの置き場に困りません。暮らし方に合わせた玄関収納の造り方を考えてみましょう。
玄関のクローゼットとリビングの関係
家にいる時間のほとんどは家族の誰もがリビングで過ごすというライフスタイルのご家族が増えています。その為、短い動線で玄関からリビングに行ける間取りが好まれます。玄関から直行できる広々としたリビングには、家族の自然なコミュニケーションが生まれる機会が多く愛情が育まれる、子どもの行動を把握しやすいといった良さがあります。
その一方、玄関から直行できる間取りには、リビングに物が溢れるという問題点があります。玄関から直接リビングに行ける為、コートや荷物を帰宅した家族が持ち込んでしまう為です。その結果、ソファにランドセルが置かれていたり、ダイニングチェアにコートがかけたりといった状況になり、リビングが片付きにくくなってしまいます。
このような状況を回避する為には、玄関、又は玄関からリビングの間に家族で使えるファミリークローゼットを設けるという方法があります。帰宅後はコートや荷物を玄関のクローゼットにしまってからリビングに行けるので、リビングがすっきりします。花粉をリビング内に持ち込まないという効果もあります。
玄関のクローゼットには、壁面タイプとウォークインまたは、ウォークスルータイプの3つの造り方があります。どちらも内部の棚を設け方で、使い勝手が大きく変わります。
家族の持ち物の量と種類、そして身長に合わせて造ることが大切です。子どもがしまいやすい位置に棚を造ってあげると、自分でお片付けをする習慣が身に付きます。子どもの持ち物の量は年齢が上がるにつれて増えていきますので、現在だけではなく、就学後の持ち物の量も想定してクローゼットの広さを決めることも大切です。
壁面タイプのクローゼット
浅い奥行きでパイプハンガーとその上部に棚を設けるクローゼットです。玄関に使える床面積が限られている場合には重宝です。天井まで高く造ることもできますが、圧迫感が出てしまうこともあります。
床面積の都合上、天井までの収納を設ける場合には、明るい色や質感の素材を選ぶなど、圧迫感を解消することが大切です。
ウォークインクローゼット
ウォークインタイプのクローゼットには、間取りによって窓を設けられない場合、換気が悪くなりやすい、暗いという問題点があります。窓を設けられない場合には、換気扇をつける、適切な位置に複数個所照明を設ける必要があります。
また、出入り口は、横の壁に余裕があれば引き戸にすると、クローゼット内にデッドスペースが生まれず、有効に床面積を使えます。
ウォークスルークローゼット
玄関からリビングの間にウォークスルークローゼットを設けるという方法もあります。換気の心配がなく、移動しながら収納できるので効率の良いクローゼットです。ただ、リビングとキッチンの位置関係や、アイランドキッチンなどのキッチンのレイアウトによっては、キッチンからの調理の匂いがクローゼット内に流れ込む、湿度の高い季節には靴のニオイがリビングに入り込む恐れがあります。
玄関収納の位置と内部の棚のアイデア
収納はサイズが大きくなればなるほど、内部の造り方によって使い勝手が変わります。せっかく広くしても、目的に合わない、効率よく収納できないとなってしまうと、収納に充てた貴重な床面積が無駄になってしまいます。使いやすい玄関収納にする為には、収納の目的と家族の暮らし方に合わせて位置を決めることが大切です。
玄関の内部に造るクローゼット
帰宅した家族がリビングに直行するというライフスタイルなら、玄関の内部に家族で使えるクローゼットが向いています。子育て中にはリビングで遊んだ散乱しやすい子どものおもちゃも収納できるので、急なお客様があっても安心です。
位置が決まったら、収納したい物を具体的にリストアップしてそれに合わせた棚を計画していきます。
コートや上着がかけられるパイプハンガー
衣類の長さに合わせて高さ、衣類の量に合わせて長さを決めます。
たたんだ衣類を置ける棚
姿見を置いて外出の為の身支度をしたい場合には、シャツなどの着替えや帽子など、置きたい物のサイズと量に合わせて棚の奥行き、高さを決めます。帽子用のフックがついた棚も便利です。
子どものおもちゃ
キャスター付きの収納ボックスを置く、低い位置に子ども用のフックをつけるなど、子どもが出し入れしやすいような工夫をしましょう。
外出先で使う小物
マスク、ハンカチ、テイッシュ、サングラスなど外出先で使う小物を置く棚は、取り出しやすく、目につきやすい高さにしましょう。小物用の収納ボックスを内部が見えるタイプにしておくと、朝の忙しい時間帯にすぐにとりだせます。また、充電器用のコンセントを設けておくとスマホの充電ができます。
玄関先で使う小物
鍵、印鑑などを入れるお皿や小さめの箱は、外出先で使う小物の棚に置く、収納扉の裏側にフックをつけて取手付のカゴを下げて入れるなどのアイデアがあります。
掃除用品用の棚
掃除用品は、洗面所の収納でも便利ですが、間取りによっては玄関収納の方が、家事が捗る場合もあります。家事動線に合わせて決めていきましょう。掃除用品の他にルンバの充電スペースを設けておくと便利です。
ポストに入った不要な物の回収ボックス
ポストに入ったチラシなどの不要な物の回収ボックスを置く棚があると、捨てる物をリビングに持ち込まないですみます。紙ごみ回収の日のゴミ出しも便利です。
玄関土間収納と玄関周りの関係
子育て中にはベビーカーや外遊びの道具などが玄関の外に置かれていると、玄関周りが乱雑な印象になってしまいます。玄関は家の顔とも言われる場所、そして通りからは玄関周りがよく見えます。できれば玄関の外にベビーカーや外遊びの道具は置いておきたくないと思われる方も多いのではないでしょうか?
また、アウトドアスポーツが趣味のご家族のとっては、キャンプ道具やスポーツ用品をしまって置ける土間収納は魅力です。ある程度の広さがあれば、スポーツ用品のお手入れをするスペースとしても活用できます。
家族の暮らし方に合わせて、庭に出入り口を設ける間取りや、玄関内に設ける間取りがあります。
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