家づくり
2024/11/10
防犯性の高い安全な家づくりのポイントとは?|防犯対策の強い家づくり
防犯性の高い安全な家づくりのポイントとは?|侵入窃盗増加に伴う防犯対策の強い家づくり
皆さまこんにちは!埼玉県さいたま市・加須市・幸手市・越谷市等で、自然素材を使ったセミオーダー型規格住宅のBinOや、
デザイナーズ住宅をリーズナブルにご提案するUNSTANDARDの新築住宅の建築を、土地探しからご提案する株式会社テクノホーム-Life Style Design-です!
さて、今回は「防犯性の高い家づくり」を検討されていらっしゃる方や、すでに一軒家にお住まいのお客様で「防犯対策」をリフォーム工事等で
ご検討されていらっしゃる方に、有益な情報をお届けできればと思います。
最近、新築注文住宅のお打合せ中のお客様や、会社のある幸手市にお住まいのお客様より「防犯性を高めたい」といったご相談をいただく機会が増えてきました。
近頃は、TVやSNS等の媒体を通して「侵入窃盗犯罪」のニュースを見聞きする機会が増えたことを多くの方が体感されているのではないでしょうか。
実際、当社が新築住宅を建築させて頂いている現場の隣地住民の方に、「テクノホームの孫請け」を名乗る不審人物が訪問し、
「お宅の屋根が壊れているのを見ました」と事実無根の話しをされたというケースもありました。
今後家づくりをされる方や、すでに一軒家にお住まいの方で「防犯対策を強化した家づくり」を検討中の方に、
具体的な防犯対策強化の方法をお伝えし、最後に「防犯対策強化特化型の家づくり相談会」のお知らせをご紹介させていただきます。
日本の犯罪件数は増加しているのか?
そもそも、日本の犯罪件数は増加しているのか否かを確認していきましょう。
警察庁刑事局捜査支援分析管理官(ホームページ掲載URL https://www.npa.go.jp/publications/statistics/sousa/statistics.htm)が公表している、
【犯 罪 統 計 資 料令 和 6 年 1 ~ 9 月 分】を基にその数字を確認していきたいと思います。
日本の刑法犯総数(各年1月~9月)
各年1月~9月までの日本の刑法犯総数をデータで見てみます。
・2024年:545,300件
・2023年:517,229件
・2022年:434,225件
・2021年:459,720件
ここで見てわかる通り、2022年以降2年連続で増加していることが分かります。
2022年と比較してみますと、111,075件も増加していると見て取れます。
日本の窃盗犯総数(各年1月~9月)
各年1月~9月までの日本の窃盗犯の総数をデータで見てみます。
・2024年:371,229件
・2023年:356,061件
・2022年:294,382件
・2021年:282,838件
ここでも見てわかる通り、2022年より日本の窃盗犯数は増加しています。
2022年と比較してみますと、76,847件も増加していることが分かります。
(※以上のデータは犯罪統計|警察庁Webサイトより引用)
日本の侵入窃盗認知件数の推移
ここまでのデータによって、日本の犯罪件数(刑法犯の認知件数)は増加していることが分かりました。
次に、本題である侵入窃盗の件数はどのような状況なのかを見ていきます。
■侵入窃盗総数
・平成15年~令和4年:減少
・令和5年:+20.9%増加(44,228件)
■住宅対象侵入窃盗数
・平成16年~令和4年:減少
・令和5年:+11.3%増加(17,469件)
(※以上のデータは警察庁住まいる防犯110番参照住まいる防犯110番)
以上のデータを見る通り、刑法犯全体から見ますと住宅対象侵入窃盗数自体の割合は少ないものの、
その件数自体は増加していることが読み取れます。
住宅対象侵入窃盗は一日平均48件発生
先ほどのデータから、日本では一日平均48件の住宅対象侵入窃盗が発生していることが分かります。(令和5年時点)
この数字を見ますと、相当な件数の侵入窃盗が発生していることが分かり、年々刑法犯総数の増加傾向にあることから
今後も侵入窃盗の件数が増加する可能性は払しょくできないと思われます。
その為、新築住宅・既存住宅にかかわらず、防犯対策を強化する家づくりを検討する必要性があることがわかってきました。
次に、防犯対策を強化する家づくりにおいて大切なポイントを5つのポイントに分けてご紹介していきます。
・泥棒が侵入できない窓の配置や種類を計画する
・防犯カメラを見えるところに設置する
・人感センサー付きライトを設置する
・死角のある外構計画にしないようにする
それでは、それぞれのポイントを細かく解説していきます。
①泥棒が侵入できない窓の配置や種類を計画する
泥棒が侵入できない窓の配置とは、例えば次のようなケースを挙げることができます。
■ 可能であれば窓を高所に設置する
次のパース画像を見てください。
(高所用横滑り出し窓の場合)
(縦滑り出し窓の場合)
通常の建物では、腰高の窓やパース二枚目のような縦滑り出し窓の計画をすることが多いと思います。
しかし、このパース画像の1枚目と2枚目を比較した際に、どちらが侵入しにくいと思いますか?
当然、1枚目の高所用横滑り出し窓を配置した方が、人の侵入は防げると考えられます。
(窓の配置には、その立地等によって計算上必要な窓の大きさ等が決まっています。その為、実際の計画の際には
ご相談される工務店さんやハウスーカーさんなどにご相談されてください)
さて、次の「窓の種類」に関してですが、これは既存住宅のお客様(すでに一軒家にお住まいのお客様)でも対策が可能な内容となっていますので注目です。
■窓を格子付きのタイプにする(リフォーム対応可能)
これから新築住宅を検討される方であれば、低い位置に設置する窓には格子付きタイプがオススメです。
窓の形状上、格子が付けられるタイプの窓と、格子が付けられないタイプの窓がありますので、種類の確認が必要です。
リフォームで格子を設置することも可能ですが、これも新築住宅同様に窓の種類によっては窓ごと交換が必要となりますので、確認が必要です。
次のパース画像を見てください。
①縦滑り出し窓の場合⇒格子設置不可
②上げ下げ窓の場合⇒格子取付可能
ここで上げた例はあくまで一例となりますので、実際には他にも様々なパターンがあります。
しかし、これから新築住宅を計画される方は、「いずれ格子を設置するかも」といった選択肢を消さないように、
窓の配置を検討してみてください。
■ガラスを防犯安全複層ガラス・防犯合わせガラスにする
テクノホームの新築住宅では、YKKap・LIXILの窓を採用していますが、それぞれのメーカーには防犯・災害に備えられた
破壊されにくいタイプの複層ガラスのオプション選択が可能です。
複層ガラスよりも破壊されにくい構造で単板ガラス(フロートガラス)に比べ、はるかに優れた防犯性能を持っています。 日本の住宅浸入手口に多い”こじ破り”対策にも大変効果的で、官民合同会議の定める”防犯性能の高い建物部品”として認定されています。 (安全合わせ複層ガラス/防災安全合わせ複層ガラス | 商品を探す | YKK AP株式会社より引用抜粋)
これは、例えばシャッターが設置できないような窓の形状であり、格子の設置もできないような場合には採用を検討すべきです。
防犯対策だけではなく、例えば大型台風や線状降水帯等の影響で、強風が吹きつけて物が飛来してきた際にも窓が割れて
室内や人体への影響を防いでくれる災害にも強い窓ですので、オススメです。
■大きな掃き出し窓や腰高窓にはシャッターを計画する(リフォーム対応可能な場合有り)
これは言わずもがなではありますが、大きめの掃き出し窓や腰高窓にはシャッターの採用を検討すべきです。
デザイン重視の風潮が故に、近年ではシャッターレスが流行っていますが、防犯面から考えればシャッターはあった方がいいです。
(シャッターは付けない代わりに防犯ガラスにするなどであれば良いと思います)
当然、多くの工務店・ハウスメーカーではシャッターがオプションであったりするかと思いますが、
長期的な視点から考えれば、それは必要経費であると考えられると思います。
・防犯カメラを見えるところに設置する
最近では設置することが当たり前になってきた防犯カメラ。当社のお客様でも、半数ほどのお客様より「オススメの防犯カメラはありますか?」と
ご相談をいただいております。
■ 最低でも玄関先に1台は設置すべき
防犯カメラの設置意図として考えられがちなのは、「空き巣による被害」「車両盗難」「いたずら」等を防ぐためです。
しかし、それ以前に大切なのは泥棒に防犯対策の意識が高い住宅と思わせることです。
ほとんどのケースでは、泥棒は下調べをしてから行為に及ぶといわれていますので、精度の高そうな防犯カメラが設置されていれば、
他にも様々な防犯対策がされているのではないか、と想像するはずです。
その為、最低でも玄関先等の「見える場所」に防犯カメラを設置することは検討すべきです。
■ 2台目以降はその用途に応じて設置を検討
防犯カメラの設置といっても、当然カメラの購入費用や設置費用がそれなりにしますから、2台目以降は予算に応じてとなると思います。
また、2台目以降の防犯カメラの設置に関しては、次のような用途に応じて設置個所等を検討してみてください。
・車両盗難を防ぎたい:駐車スペースに設置
・勝手口からの侵入を警戒したい:勝手口付近に設置
また、取り付けの推奨高さは地面より3mほど(※)と言われています。しかし、取り付ける防犯カメラのメーカーにより、
感知距離等が異なる場合がありますので、メーカーへの問い合わせを行ってください。
(※防犯カメラの設置方法や注意点、選び方を解説|パナソニックEWネットワークス株式会社|Panasonic参考)
③人感センサー付きライトを設置する
防犯カメラよりも容易に対策が可能であり、ご自身でも対策が可能なものとして人感センサー付きライトの設置があります。
人感センサーライトは、今ではホームセンター等でも購入が可能ですので、だれでも対策が可能です。
電力を必要とするタイプも多いですが、ソーラーパネルがついていて電力不要タイプもありますので、ぜひ検討してみてください。
死角のある外構計画にしないようにする
これは、わかりやすい例を次のパースを参考に考えていきたいと思います。
■ 死角の無いオープン外構の例
これは極端なイメージ画像となっていますが、2枚目の画像と比較していただくために作成したものです。
視点のある方に道路があるとして考えると、左右は高さ1m40センチほどのフェンスがついています。
南側には特段、目隠しのようなものはなくオープンになっています。
■ 死角のある外構例
おそらくこのような外構にあこがれるお客様もいらっしゃると思いますが、これは道路や左右の隣地に対して、死角のある外構イメージとなります。
このような死角のある外構となりますと、周囲の目を気にすることなく泥棒が犯行に及ぶことができてしまいますので、
オープン外構と比較しますと、リスクが上昇する可能性があります。
このような外構の場合には、建物周囲を防犯砂利で敷き詰めたり、四方にカメラを設置すること、窓には格子を設置するなどの対策を講じるべきです。
テクノホームでは防犯対策強化の家づくり相談会を開催しています。
テクノホームでは、スタッフの自宅やお客様にご提案する新築・既存住宅のリフォームでも、防犯対策強化した
家づくりを数多く施工させて頂きました。
高いデザイン性や暮らしの楽しみだけに留まることなく、「防犯対策強化」の家づくりをご希望のお客様は、
ぜひ、当社までお問合せください。
土地探しから家づくりまでテクノホームにお任せ下さい!
テクノホームでは、つぎのような理想を叶えて、ご家族がいつまでも快適に暮らせるようにサポートいたします!
■ 猫・犬などペットも人もともに快適に過ごせる家
■ 子や孫の代まで住み続けられる高品質な家
■ 健康な暮らしを作るきれいな空気の家
■ 家族がストレスを感じない間取り
■ 住宅ローンに圧迫されない価格の家
時には土地探しからお客さまのお手伝いをし、今回紹介したような平屋構造にもマッチした土地をご提供します。
また、土地が決まれば、土地の広さや形、周辺環境にマッチしたベストな平屋をデザイン・新築いたします。
家を建てたご家族が、テクノホームの家で、いつまでも幸せに暮らしてくださることが、私たちの願いです。
ご家族に寄り添って家づくりを進めます。
そして、お引渡しの後も、末永く、建てた家を、良い状態に維持できるよう、サポートさせていただきます。
テクノホームの施工エリア | |
埼玉県 | 幸手市・加須市・久喜市・白岡市・宮代町・杉戸町・蓮田市・羽生市・鴻巣市・桶川市・北本市・さいたま市全域・春日部市・越谷市・松伏町・吉川市・三郷市 |
茨城県 | 古河市・坂東市・五霞町・境町 |
千葉県 | 野田市 |
埼玉県、茨城県、千葉県で家づくりをご検討中の方は、ぜひご相談ください。