スキップフロア構造の家の特徴
低い段差のスキップフロアを部分的に採り入れる間取りとは違い、スキップフロア構造の家は、住宅全体が、スキップフロアで構成されています。1階と2階の間に中2階、2階と3階の間に中3階を設け、間仕切壁ではなく、段差で家の中を緩やかに区切ります。半地下を作る場合もあります。この構成によって、2階建てでありながら、4~5層の床面を造ることができます。4~5層の床面は、段差に腰掛ける、他の場所にいる家族に話しかけるなど、スキップフロア構造の家ならでの楽しさを生み出します。
視線の抜けによる効果
間仕切壁ではなく、段差で家の中を緩やかに区切ることによって、家の中の空間が縦にも横にも繋がります。その結果、視線が途切れることがないので、実際の広さより、広々とした印象が生まれます。
室内環境が良くなる
間仕切壁によって遮られないので、陽射しが家の奥まで届き、家中の日当たりが良くなります。また、段差によって窓の位置に高低差ができる為、風の広い通り道ができ、風通しが良くなります。夏には、家の中の熱が高い窓から排出できるので、涼しさも得られます。
家族のコミュニケーションを育む
間仕切壁も、出入り口であるドアもないので、常に家族の気配が感じられます。子供が小さいうちには、常に目が届き、子供が成長して子供だけで外出できるような年齢になってからも、子供の行動を把握できます。
床面積の有効利用
2階建ての内部に、4~5の床を造れるので、家全体の床面積を有効に使えます。さらに、スキップフロア構造では、段数の少ない階段で部屋から部屋へと移動するため、廊下がありません。その為、廊下がない分、床面積を有効に使える良さがあります。加えて、階段下を収納として利用することができます。
移動のしやすさ
部屋と部屋の間にドアがないので、シームレスな移動ができます。階段が多いから移動が面倒なのでは?という疑問もありますが、階段自体の段数が少ないので、それほど負担にはなりません。高齢になった際に、階段の移動が億劫になり、2階を使わなくなったという話を聞きますが、短い段数であれば、そのようなことも起きにくいです。反対に、家族の誰にとっても、短い階段の昇り降りは、負担を感じずにできるちょっとした運動です。
スキップフロアの家が持つ不安材料
実際にスキップフロア構造の家を建てた家族の中には、暮らしにくさを感じているケースもないわけではありません。スキップフロアがどのような暮らし難さを生み出すのでしょうか?
冬は寒い
スキップフロア構造の家や、吹き抜けのある家は、家の中の空間が繋がっています。その為、冷暖房の効率が落ちることがあります。そうなってしまう理由は、住宅の断熱性と気密性が十分ではないからです。家の中でつながっている空間が広がれば広がるほど、その空間に見合う断熱性と気密性が求められます。反対に、十分な断熱性と気密性が備わっていれば、温度差のない暮らしやすい環境が調えられます。
例えば、BinOの家には、薪ストーブを設置する場所が用意されています。冬は、一台の薪ストーブで家中を暖かくすることができます。理想的な温熱環境は、家の中に温度差がないことです。暖房をしている部屋は暖かいのに、暖房をしていない場所に行くと寒いというような環境は、快適さが損なわれるうえに、健康にも悪い影響を与えます。
空間が繋がっているということは、冷暖房の効率が落ちる環境にもなり、家中の空気を同じ温度にしやすい環境にもなります。その分かれ目は、スキップフロア構造の生み出す繋がった空間を、魔法瓶のようにする住宅の断熱性能です。
BinOは、断熱性能を表す省エネルギー対策等級では、最高等級である4を備えています。夏涼しく、冬暖かい家は、冷暖房にかかるエネルギーを節約することができるので、家計にも優しい家です。
耐震性が低い
スキップフロア構造の家は、内部の空間が繋がっている、内部に壁が少ない、繋がった床がないなどの要素から、耐震性が低いのではないか?と不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。確かにスキップフロア構造は、一般的な間取りに比べると、複雑な構造なので、高い設計力と技術力が求められます。構造計算の方法も、スキップフロア構造に見合った高いレベルの構造計算をしなくてはなりません。スキップフロア構造に慣れていない建築会社が設計、施工すると、耐震性が危うい家が建つ恐れもあります。
しかし、スキップフロア構造に特化したBinOの家は、スキップフロア構造の家を、確実に地震から守るための構造計算の上で、設計が行われますので、安心です。最高等級である3をクリアする耐震性能を備えています。
建築費が高い
スキップフロア構造の家は、高度な設計力と建築技術が求められる家です。加えて、繋がった空間であっても、快適な温熱環境を維持するために、高い断熱性と気密性も必要です。したがって、一般的な木造住宅と比較すると、建築費が嵩んでしまいます。しかし、BinOの家は、規格住宅の強みを生かし、一般的な木造住宅とさほど変わらない価格で建てられます。
図面から完成後の家の内部が想像しにくい
一般的な2階建ての家であっても、図面から完成した家の中を的確に想像することはとても難しいものですが、スキップフロア構造の家では、さらに難度が上がります。しかし、BinOにはモデルハウスがあります。さらにWEB上でバーチャルモデルハウスを体験できます。
現在建築中のモデルハウスです。スキップフロア構造の家BinO のシリーズの一つであるWAVEです。シリーズの中でも人気の高いスタイリッシュでスマートなWAVEに新しく加わったアウトドアリビングを楽しめるWAVE-balconyです。
進捗状態に合わせて、構造見学会なども行っておりますので、楽しみにお待ちください。
スキップフロア構造の家BinOのシリーズ
CAMP
平屋のように暮らせる、3層構造のスキップフロアです。家全体がゆるやかにつながりつつ、プライベート空間もしっかり確保されています。
B-CRAFT
好きなことを、好きな場所で、トコトン楽しみたい。自分たちにピッタリの居場所が欲しい。
B-CRAFTはそんな暮らしのためのコンセプトハウスです。間取りの自由度の高さが特徴です。
R〈アール〉
感性を磨くアトリエのような自由な空間を持つ家です。
WAVE
1.5階のLDKを中心に、どの部屋からも家族が集まりやすい設計です。
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Bin0は、無垢材の良さとスキップフロアの良さが調和して創り出す暮らしやすい家です。スキップフロア構造の家に住んでみたいけれど、スキッププフロアの家を建てられる工務店を、探すのは難しそうだと感じていませんか?ぜひ、Bin0での家づくりを考えてみてください。
テクノホームの願い
■ 子や孫の代まで住み続けられる高品質な家
■ 健康な暮らしを作るきれいな空気の家
■ 家族がストレスを感じない間取り
■ 住宅ローンに圧迫されない価格の家
家を建てたご家族が、テクノホームの家で、いつまでも幸せに暮らしてくださることが、私たちの願いです。
ご家族に寄り添って家づくりを進めます。
そして、お引渡しの後も、末永く、建てた家を、良い状態に維持できるよう、サポートさせていただきます。
Hamilton City加須市琴寄のモデルハウス分譲について
Hamilton City加須市琴寄のモデルハウスは、テクノホームが自信をもってお勧めする高品質な住宅T‐CUBEです。自然素材をふんだんに使ったリゾートライクな居心地の良い家です。ぜひ見学においでください。
Hamilton City加須市琴寄 モデルハウス分譲 T-CUBE
Hamilton City加須市琴寄周辺は、利便性の高さと自然が調和し、のびのびと生活ができる大型分譲地です。